クリティカル数の定義

クリティカル数はユーザの行動をトラックするのに役立ちます。クリティカル数のベースとして、ストアドプロシージャ計算または IDO 計算を使用できます。

カスタムクリティカル数は事前定義された数字と同じセキュリティ制約を継承します。

クリティカル数を定義するには、以下の手順に従います。

  1. [クリティカル数設定] フォームを開き、フィルタを実行します。
  2. 新しいクリティカル数を作成するには、[実行] > [新規] の順に選択します。既存のものをベースにして作成するには、既存のクリティカル数をコピーして修正します。
  3. 以下の情報を指定します。
    クリティカル数
    必須です。これは、一意な整数である必要があります。ここで整数を指定しない場合、使用可能な次の整数が自動的に割り当てられます。
    有効
    オンにすると(デフォルト)、クリティカル数が有効化され、機能するようになります。オフにすると、クリティカル数は無効化されます。
    スナップショット
    クリティカル数のスナップショット履歴をとるには、このオプションをオンにします。
    説明
    オプションです。クリティカル数の意味や、どう使用すべきかなど、クリティカル数の説明を指定します。このフィールドの値は、クリティカル数の値の表示に使用されるゲージなどで、キャプションとして使用されます。
    簡単な説明
    オプションです。関連 E-mail の件名に使用できる短い説明を指定します。
    結果除数
    クリティカル数が大きな値を返すことが予想される場合、表示する前に除算して、値を小さくしておいた方がいい場合があります。そのための除数をここで指定します。

    例えば、120,000,000 など、百万単位の規模の値が返されると予想される場合、このフィールドを「100 万」(1,000,000)に設定しておきます。これにより、120,000,000 は 120 と表示されます。この場合、[説明] フィールドに [(100 万)] と書いておいた方がよいでしょう。これにより、例えば、120 は 120,000,000 を意味する、ということが明瞭に伝わります。

  4. [一般] タブで、使用するソース、オプション計算、使用する警告値、適用する目標を指定します。

    詳細は「クリティカル数一般タブでの設定」を参照してください。

  5. オプションで、[ドリルダウン] タブを使用して、このクリティカル数で使用するドリルダウンを割り当てます。

    ドリルダウンは [ドリルダウン設定] フォームで定義します。

  6. オプションで、[カテゴリ] タブを使用して、クリティカル数を 1 つ以上のカテゴリに割り当てます。

    詳細は「クリティカル数カテゴリ」を参照してください。

  7. オプションで、[ユーザ] タブを使用して、個人ユーザに権限を割り当て(または拒否)します。
  8. オプションで、[グループ] タブを使用して、グループに権限を割り当て(または拒否)します。
  9. オプションで、[静的パラメタ] タブを使用して、名前と値の組を定義します。これを使用することにより、エンドユーザはソースコードを変更することなくクリティカル数の値を変更できます。
    注:  静的パラメタオプションは、クリティカル数のデータソースがストアドプロシージャである場合に、最も効果的です。データソースが IDO である場合、フィルタを使用した方が、同じ結果をより簡単に得ることができます。
  10. オプションで、[入力パラメタ] タブを使用して、クリティカル数がどの情報をベースにしているかを判定するためのフィルタを定義し、リストアップします。

    [順序] 番号により、IDO プロパティがクリティカル数照会中に評価される順序が決まります。このデータは、システム全体のストアドプロシージャパラメタに対し、読み込み可能なラベルを提供します。

  11. オプションで、[スナップショット] タブを使用して、このクリティカル数のスナップショット履歴を表示します。

    このタブから、 [クリティカル数スナップショット] フォームを起動することで、選択したクリティカル数のスナップショットの詳細を表示できます。

    また、スプレッドシートアプリケーションで開くことのできる CSV(カンマ区切り)ファイルにスナップショットデータをエクスポートすることもできます。

  12. 変更を保存します。
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