オブジェクトの取得
グローバルオブジェクトの取得では、ロックまたはチェックアウトせずに、オブジェクトのコピーを取得できます。誰もチェックアウトしていないオブジェクトを取得すると、同時に複数の作業者による作業が可能になります。ただし、オブジェクトのチェックアウトが行われるまでは、どんな変更内容も、パーマネントとしては保存できません。典型的には、オブジェクトの(「チェックアウト」ではなく)取得の操作は、変更をパーマネントとして保存することなく、試験的に変更を行いたい場合に行われることを想定しています。
注: オブジェクトの取得とチェックアウトでは、ランタイムデータベースの全てのコピーを現在マスタデータベースにあるバージョンで書き換えます。従って、”取得”バージョンのパーマネントの変更はできず、”取得”バージョンのチェックインもできません。変更はチェックアウト時に全て上書きされます。
取得の操作ができるものは、以下のとおりです。
- 関連テンプレートおよび/またはグローバルオブジェクトあり/なしのフォーム
- フォーム関連かどうかを問わないグローバルオブジェクト
取得作業のフォーム管理中に、フォーム管理は以下のタスクを実行します。
- オブジェクトをチェックアウトしたユーザがいないことを確認します。
他のユーザがオブジェクトをチェックアウトすると、オブジェクトの取得操作はできなくなります。(この場合は、[
]ボタンが無効になっています。)注意: オブジェクトが自分にチェックアウトされている場合、オブジェクトを取得してしまうと、チェックアウト以降に加えた変更は。全て上書きされてしまいます。この場合、チェックアウト前の状態に復元されてしまいます。 - マスタデータベースから適切なランタイムデータベースにオブジェクトをコピーします。
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