レプリケーションデータおよび通信エラーの処理

この図では、このアプリケーションのレプリケーションシステムから XML 要求文書の送信または受信を行うときに発生するエラーを処理するプロセスを表示します。

エラーフロー

レプリケーションツール (インバウンドまたはアウトバウンドのフロー)

レプリケーションがインバウンドまたはアウトバウンドの要求を処理中にエラーが発生した場合、ユーティリティサーバ上でレプリケーションツールを使用して、以下のタスクを実行できます。

  • インバウンドおよびアウトバウンドの XML 要求文書の表示、修正、再送信を行います。
  • 一部区分のレプリケーション情報を設定します。
  • このサイトにリンクされたサイトのレプリケーションに関する状態を表示します。

レプリケーションツールを使用することにより、このアプリケーションから別のイントラネットまたは外部システムに送信される XML 内のエラーを表示できます。ユーティリティサーバ上でこのツールを起動するには、[スタート] > [プログラム] > [Infor] > [ツール] > [レプリケーションツール] の順に選択します。このツールでは、オンラインヘルプが使用可能です。

レプリケーションエラーフォーム (インバウンドフロー)

インバウンド XML 文書がイントラネットに転送され、レプリケーションリスナによってインバウンド MSMQ から取得されましたが、ターゲットサイトに対する実行時(つまり、アプリケーションデータベースの更新時)に失敗した場合、ターゲットサイトで [レプリケーションエラー] フォームにエラーが表示されます。一般的に、こうした文書には有効なログイン情報とターゲットサイト情報が含まれていますが、別の理由で失敗します。 [レプリケーションエラー] フォームでは、エラーの表示と修正、要求の再送信を行うことができます。

この時点に達する前にインバウンド XML 文書が失敗した場合、レプリケーションツールによりインバウンド XML 文書を表示、修正できます。

外部アプリケーションのプロセス要求

このアプリケーションは、外部アプリケーションの指定の URL に XML 要求を転記すると、その後は、要求に対する処理を制御しません。要求の処理は外部アプリケーションに任せられます。ただし、状況メッセージを [外部システムトランザクションログ] に送信するように、外部アプリケーションを設定できます。たとえばトランザクションの処理が成功したかどうかを示す状況情報を返すように、アプリケーションを設定できます。

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