サイト ID の変更

[サイトの変更] ユーティリティを使用して、サイトに割り当てられている名前の値(ID 値)を変更します。

注意:  このユーティリティを使用する場合、全ユーザ(ユーティリティを実行しているユーザ以外)がデータベースからログアウトしている必要があります。マルチサイト環境では、全てのサイトと会計グループで変更対象の各サイト値に関してこのユーティリティを実行するまで、データベースでの処理を一切実行することはできません。たとえば、サイト A のサイト値を変更した場合は、サイト A およびその他全てのサイトと会計グループにもこのユーティリティを実行する必要があります。

  1. このユーティリティを実行する前に、次の手順に従います:
    1. 全てのアプリケーションデータベースのバックアップを作成します。
    2. [モデルのリカバリ]プロパティを設定して、データベースを [Simple] にします。
      注:  設定を後で復元できるよう、[Simple] に設定する前に現在の設定を書きとめてください。
    3. [モデルのリカバリ]プロパティを設定して、データベースを [Simple] にします。
    4. [OK] をクリックします。
    5. 全てのユーザ(ユーティリティを実行しているユーザ以外)がデータベースからログアウトしていることを確認する。
    6. 変更中のサイト値を参照する全サイトでユーティリティが実行されるまで、どのデータベースに対しても処理(他サイトからの処理も含む)が実行されないようにする。
  2. このユーティリティを実行して、旧サイト名と新規サイト名を指定します。

    既存のデータベースを新しいアプリケーションデータベースとして保存し、このユーティリティを使用して、[レプリケーショントリガの再生成] を選択し、新しいサイトのデータベースに固有の ID が設定されるようにします。固有の ID は、複数のサイト環境に必須です。

    注:  [サイトの変更] ユーティリティを実行中に失敗した場合、バックアップからデータベースを復元して問題に対処し、 [サイトの変更] ユーティリティを再度実行します。
  3. データベースの[リカバリモデル]プロパティを元の設定に復元します。
  4. イントラネットライセンスを使用している場合、[サイト/会計グループ] フォームで [イントラネットライセンス] オプションを再選択します。