スプレッドシートとの間のデータのコピー
システム外のスプレッドシートでコレクションのデータを使用したり、スプレッドシートのデータをシステム内のコレクションに移動できると有用な場合があります。このシステムでは、両方の操作が可能です。
フォームからスプレッドシートにデータをコピー
フォームからデータをコピーする際には、次の点に注意してください。
- マルチラインセルのキャリッジリターンやラインフィードは、行をクリップボードにコピーすると削除されます。したがって、マルチラインセルがある場合は、それらのセルを別個にコピーするか、スプレッドシート内で再構築する必要があります。
- このアプリケーションに更新されたスプレッドシートの行をコピーする場合は、以下のセクションを参照してください。
- グリッドのチェックボックスを数値で表した場合、クリアすると 0、選択すると 1 となります。これらの値は、スプレッドシートに転送され、それぞれ、[0] および [1] として表示されます。
- この手順では、実際に取得したレコードのみコピーできます。コレクションから全てのレコードをコピーしたいが、最大数の設定のために表示されないレコードがある場合は、最大数を変更することで全てのレコードを取得する必要があります。
- 行ラベルは、スプレッドシートの第 1 列目として貼り付けられます。これらのラベルは参照専用なのでコピーする必要はなく、グリッドに貼り付け戻してください。スプレッドシートでも、参照用に保持しない場合は行ラベル列を削除できます。
- デフォルトでは、このヘッダの行は、この手順の一環としては含まれていません。ヘッダの行とレコードをコピーする場合は、次のいずれかを実行します。
- [クリップボードにコピーするグリッドカラムヘッダを含む] を選択します。 ] を選択し、[
- [ ]メニューオプションを使用します。
スプレッドシートからデータをフォームグリッドに貼り付けます。
スプレッドシートからデータをフォームグリッドに貼り付ける際には、以下のことに注意する必要があります。
- スプレッドシートとグリッドは、同じデータ形式になる必要があります。一部のグリッドには非表示のカラムが含まれていることがあります。スプレッドシート内のカラムは、グリッドに表示されているカラムと完全に一致する必要があります。スプレッドシートの先頭のカラムはグリッドの先頭のカラムと一致する、スプレッドシートの
2 番目のカラムはグリッドの 2 番目のカラムと一致する、というようにする必要があります。
通常、グリッドからスプレッドシートに最初からコピーすると、データ形式は同じになります。ただし、一部の事例では、これは当てはまりません。グリッドの順序がエクスポートされたコレクションの順序と一致しない場合があるからです。そのような場合は、スプレッドシートのカラムを再順序付けすることで、グリッドの順序と一致させる必要があります。
- グリッドビュー内のカラムを順序付ける際にも、注意が必要です。貼り付けの順序はスプレッドシートの順序と一致するので、後のカラムの値に影響するカラムに値を貼り付ける場合は、後のカラムの値が貼り付けられると、目的の(計算された)値がスプレッドシートからの値で上書きされることがあります。
- スプレッドシートのデータを選択してコピーする際には、注意してください。完全な行を選択しないでください。これは、行の末端の null セルも選択されてコピーされてしまうためです。これにより、行をグリッドに貼り付けようとするとエラーが発生します。データを含むセルのみを選択してコピーしてください。
- グリッドのチェックボックスを数値で表した場合、クリアすると 0、選択すると 1 となります。これらの値は、スプレッドシートに転送され、それぞれ、[0] および [1] として表示されます。したがって、スプレッドシートからグリッドへ内容を貼付ける予定であり、その際にチェックボックス値も含める場合は、 スプレッドシート内で [0] や [1] のように正しい値を入力する必要があります。
- スプレッドシートから新しい行としてグリッドに行を挿入したり、グリッドの既存の行をスプレッドシートの行で上書きすることができます。上書き処理では、読み取り専用の列は省略され、現在の値のままになります。
つまり、適正値をこれらの読み取り専用のフィールドに入力するには他のステップを実行する必要があることも考えられます。
- グリッドに行を貼り付ける場合、フォームで各セルを確認することができます。スプレッドシートのセル中に無効なデータがある場合や、グリッドの必須フィールドに対応するセルが空白である場合、確認エラーメッセージが出力されます。貼り付け処理中に、確認メッセージに応答してセルを変更すると、貼り付け処理は現在のレコードで終了することに注意してください。そのため、貼り付け操作時に確認を求める全てのプロンプトに[いいえ]と答え、その後、操作の完了後に戻ってこれらのフィールドを編集することをお勧めします。
- フォームに一度に貼り付けられる行の最大数は、コンピュータのメモリリソースによって異なります。貼り付けた行は、保存するまではメモリに保持されます。多数のレコードを小さなバッチに分けてから、各バッチを別々に貼り付けおよび保存すれば、メモリ不足の状況および関連したエラーを回避することができます。
- スプレッドシートの一部のセルの値を無視し、それらをアプリケーションのデフォルト値で置き換える場合は、それらのスプレッドシートセルに [null] とタイプしてから、行をグリッドにコピーします。セルは空白のままにしないでください。ブラケットを含め、小文字を使用してください。
- [ メニューオプションを使用して作成したスプレッドシートから、データを CloudSuite Business グリッドに貼り付けることはお勧めしません。 [ ] オプションは、データをその他のアプリケーションにエクスポートすることが意図され、出力に非表示のカラムが含まれる可能性があります。更新されたデータをアプリケーションに貼り付ける場合は、別のコピーオプションを代わりに使用してください。 ]
コピー/貼り付けオプション
グリッドからスプレッドシートにコピーするには、以下のトピックを参照してください。
- コレクション全体のスプレッドシートへのコピー
- 単一レコードをスプレッドシートにコピー
- レコードのサブセットをスプレッドシートにコピー
- 単一カラムをスプレッドシートにコピー
- カラムのサブセットをスプレッドシートにコピー
- 単一セルをスプレッドシートにコピー
- セルのブロックのスプレッドシートへのコピー
スプレッドシートからデータをフォームグリッドにコピーするには、以下のトピックを参照してください。