外部ファイルへのコレクションのエクスポート

コレクションのデータは外部ファイルにエクスポートして、別のアプリケーションにインポートできます。外部ファイルのフィールド値は、コンマまたはタブで区切ることができます。コレクションの各レコードは、エクスポート後のファイルの行になります。各フィールド(プロパティ)は列になります。

ファイルをスプレッドシートにエクスポートするには、この処理の代わりに 「Excel へ」オプションを使用できます。

注: 
  • デフォルトでは、列は、内部プロパティ一覧に基づいて、左から右へ順に配置されます。順序は、必ずしもフォームに表示されるグリッドの列の順序に従うわけではありません。ただし、「Excel へ」メニューオプションを使用していて、現在選択しているフィールドがグリッドにあるかフォーム上に関連グリッドがある場合、関連グリッドの列の順序と内部プロパティ一覧の順序にのいずれにスプレッドシートが一致すべきかを選択できます。
  • スプレッドシートでは、フォームの表示コンポーネントごとに、データ(プロパティ)の列が作成されます。複数の表示コンポーネントが同じデータにバインドされている場合(たとえばグリッドカラムとコンボボックス)、エクスポートに含まれる列は 1 つだけです。フォームで表示されない列は、他の表示コンポーネントが同じプロパティにバインドされている場合でも、エクスポートに含まれています。
  • キャリッジリターンやラインフィールドを含むマルチラインフィールドを持つ行は、標準の方法ではファイルにエクスポートできません。このような行をエクスポートするには、コレクションをスプレッドシートにコピーする必要があります。詳細は「スプレッドシートとの間のデータのコピー」を参照してください。

コレクションを外部ファイルにエクスポートするには

  1. フォームを開き、エクスポートするコレクションを表示します。
  2. [フォーム > ファイルにエクスポート] を選択します。
  3. [ソースコレクション] フィールドにおいて、エクスポートするコレクション名を選択します。名前がわからない場合は、フォームに戻り、フォーム内でコレクションが表示される部分をクリックします。次に、[ヘルプ > このフォームについて]を順にクリックして、現在のコレクションの名前を確認します。
  4. [最大数オプション] フィールドで以下のオプションのいずれかを選択します。
    • 現在のコレクションに表示されているレコードのみをエクスポートするには、[現在コレクションにあるデータから]を選択します。
    • 最新のフィルタ条件に一致する全てのレコードを取得してエクスポートするには、[制限なしのデータ検索]を選択します。
  5. [出力ファイル区分] フィールドにおいて、以下のオプションのいずれかを選択します。
    • [コンマ区切り] では、以下の例で示されているように、各文字列アイテムの前後に二重引用符の付いた出力が生成され、コンマで区切られます。

      "doejo",4,"",1,"john.doe@acmemfg.com","",

    • [タブ区切り] では、この例で示されているように、フィールド間にタブの付いた出力が生成されます。

      doejo      4               1       john.doe@acmemfg.com             

    注:  ここで選択した書式が、コレクションを表示する外部アプリケーションでサポートされていることを確認してください。
  6. [出力ファイル名] フィールドで、作成する外部ファイルの完全パスとファイル名を指定します。パスを指定しないと、ファイルはInforツールプログラムファイルを含むフォルダに保存され、アプリケーションを Windows ショートカットで開いた場合は、[開始] フォルダに保存されます。
  7. [OK] をクリックします。
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