ワイルドカードの使用
情報を検索する際にワイルドカード文字または暗示的なワイルドカードを使用すると、指定した一連の文字を含むアイテムまたは、指定していない追加文字を含む可能性のあるアイテムを見つけることができます。
デフォルトのワイルドカード文字はアスタリスク (*) ですが、変更することもできます。フィールドで実際のデータ文字としてアスタリスクを使用する場合は特に、このデフォルトを変更する必要があります。
以下の場合にワイルドカード文字を使用できます。
- フィールドの値を見つける。
- フィルタやフィルタ機能を使用する。
- 照会フォームを使用する。
ワイルドカードは、使用するコンテキストに応じて動作が多少異なります。
テキスト検索のワイルドカード文字
テキスト検索では、ワイルドカードは、ゼロ個以上の欠落した英数字文字の代わりに使用されます。
例えば、デフォルトのワイルドカード(*)を使用した場合、検索文字列として [A*] を使用して検索すると、文字 A で始まる項目が全て返されます。
[*qui*] の検索には、文字列 qui を含む全ての項目が一致します。そのため Quigley や requisite などの項目が返ってきます。
日付フィールドのワイルドカード文字
日付検索では、ワイルドカード文字は月、日、年に一致します。
以下に例をいくつか示します。
M/d/yyyy(月/日/年)の短い日付形式を使用したシステムの場合:
- 検索語句を [12/*/2015] にすると、2015 年 12 月の全ての日付のレコードが返されます。
- 検索語句を [*/*/2015] にすると、2015 年の全ての日付のレコードが返されます。
- 検索期間を [12/31/*] にすると、全ての年の 12 月 31 日のレコードが返されます。
暗示的なワイルドカード
一部のフィールドでは、検索する値を指定するとき、値の一部だけを入力できます。例えば文字列「test」を含む値を検索するには、[test] と指定して [大文字と小文字を区別する] チェックボックスをクリアします。これにより [Test case]、[Amy's testing results]、[Sales Contest] などの値が検索されます。これは暗示的なワイルドカードの使用として知られています。
コレクションのソート順によって、一致するレコードが見つかる順序が決まります。
ワイルドカード文字の変更
アスタリスクを実際のデータとしてフィールドに入力するには、ワイルドカード文字をまず変更する必要があります。
「ワイルドカード文字の変更」を参照してください。