ユーティリティフォームとアクティビティフォーム

ユーティリティとアクティビティは、通常、より基本的な他のフォームに関連付けられている特別なフォームです。これらのフォームは一般に、複数のレコードを 1 回の操作で処理し、レコードのパージ、値の更新、トランザクションの転記、レコードの状況の変更などのタスクを実行します。

たとえば、一定範囲のジョブ作業の状況を[完了]に変更する必要があるとします。 [ジョブ作業の完了] ユーティリティを使用すると、1 回で全てのジョブ作業を変更でき、ジョブ作業ごとに個別に変更する必要がありません。

ユーティリティフォームとアクティビティフォームは、通常、処理対処のレコードの範囲と基準を定義できるフィールドとその他のオプションから構成されます。

レコードのプレビューと選択

多くの(ただし、全てではない)ユーティリティとアクティビティのフォームには、グリッドのセクションが含まれています。グリッドセクションでは、レコードを処理の前にプレビューできます。多くの場合、それらのフォームには、プレビュー用に返されるレコードごとに [選択] チェックボックスが用意されています。このオプションを使用してレコードを選択すると、そのレコードの行ラベルにマークが表示されます。これは、レコードが選択されていても、まだ処理されていないことを示しています。

そのようなフォームでは、[確定] を 選択して、[処理] をクリックすると、システムは選択された全てのレコード(のみ)を処理します。つまり、[選択] オプションで選択され、更に行ラベルに変更済みマークの付いた全てのレコードが処理されます。全ての選択されたレコードの処理が成功すると、通常、そのフォームはリフレッシュされます。通常、フォームがリフレッシュされると、選択された全てのデータは処理済みとなり、表示されなくなります。

レコードを個々に処理する設定で、レコードの処理中にエラーが発生することがあります。そのような場合は、通常、エラー発生前に処理されたレコードは、既にデータベースで確定されています。コレクションは、リフレッシュされず、まだグリッドに表示されていますが、変更済みマークは消去されます。これらのレコードは、処理を再試行しても処理されません。

全てのレコードを一括処理する設定でエラーが発生した場合は、どのレコードの処理も完了されません。この場合は、全てのレコードの状況が、処理の試行前の状況に戻されます。

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