逆仕訳記帳

仕訳記帳において、発生主義のトランザクションに使用される記帳。

トランザクションの入力時に [逆仕訳] チェックボックスをオンにすると、トランザクションが逆仕訳記帳になります。トランザクションを仕訳帳に記帳するときは、[逆仕訳] チェックボックスをオンにするか、オフにするオプションが与えられます。

チェックボックスをオンにすると、トランザクションは次の期間に逆仕訳されます。トランザクションを元帳に転記するとき、そのトランザクションが逆仕訳である場合、トランザクションは通常どおりに転記されます。次の期間の始め(またはデフォルトの代わりに使用している日付)には、反対の金額(借方は貸方になります)に対して 2 番目のトランザクションも転記されます。

たとえば、支払期間が会計期間よりも長い場合、部分的な支払期間のトランザクションを入力して、その会計期間の正確な値を把握する必要があります。現在の会計期間の値は正確になりますが、次の期間には支払期間全体に対する非逆仕訳記帳が発生します。このため、部分的な支払期間の記帳を取り消す必要があります。[逆仕訳] フィールドを選択すると、トランザクションが 1 つの手順で自動的に取り消されます。

逆仕訳記帳の入力はオプションですが、これは次のような場合にも役立ちます。

  • 前払費用が最初に費用として記録されている。
  • 未収売上が最初に売上として記録されている。
  • 発生した負債が記録されている。
  • 発生した資産が記録されている。