顧客が作成したフォームへのライセンスレコードの生成

このユーティリティを使用して、現在ライセンス認証されていない顧客が作成したフォームに「CustomerForms」ライセンスレコードを生成します。このユーティリティは、指定したフォームが既存のモジュールに対してライセンス登録されていないことを検証します。生成したライセンスレコードは、現在のライセンスで指定された「UserForm」モジュールに基づいています。よって、指定されたコンフィグレーションのアプリケーションデータベースの ModuleMembers テーブルに挿入されます。

注:  顧客が作成した(非購入先レベル)フォームのライセンスの欠如が 2 つの理由で発生する可能性があります。
  • フォームが、無制限のライセンスでアプリケーションデータベースに対して作成される場合は、「CustomerForms」ライセンスレコードは作成されません。これは、[ライセンス文書] のその他の属性に依存します。
  • 顧客が作成したフォームが、関連付けられたアプリケーションデータベースに、必須の「CustomerForms」ライセンスレコードを適用せずに別のフォームのデータベースに移動した場合は、フォームがその環境でライセンス登録されます。

ライセンスを生成するには、以下の手順に従います。

  1. まだこれを行っていない場合は、[コンフィグレーション] ページを開き、ライセンスを生成するフォームが存在するソースコンフィグレーションを指定します。
  2. フォームの同期 [ユーティリティ] ページにアクセスします。
    • フォームバージョンでは、メインページの [ユーティリティ] をクリックします。
    • スタンドアロンバージョンでは、ツールバーの [ユーティリティ] アイコンをクリックします。
  3. オプションで、[フィルタ] タブで設定を使用して、[ライセンス] タブで表示するフォームのリストをフィルタ処理します。
    カスタムオブジェクトのフィルタリング」を参照してください。
  4. [ライセンス] タブを選択します。
    注: スタンドアロンバージョンのフォームの同期の場合、このタブには [フォームライセンス] というラベルが付いています。
  5. 利用できるフォーム名のリストを表示するには、[フォーム一覧の更新] をクリックします。

    このボタンをクリックすると、フォーム名が表示され、[フォームライセンスの生成] ボタンが有効化されます。

  6. ライセンスを生成するフォームを選択します。

    選択したフォームが、タブの [選択されているフォーム/状況] エリアに表示されます。

  7. [フォームライセンスの生成] をクリックします
    注:  現在のコンフィグレーションがリモートマシンのアプリケーションデータベースを参照する場合、この処理には時間がかかります。効率的に処理するため、フォームの同期は、現在のコンフィグレーションを提供しているアプリケーションサーバで実行することが推奨されます。

    処理の完了に成功した場合、選択したフォームの [状況] は、「生成」か「スキップ」のいずれかです。これは、顧客フォームライセンスが生成されたかどうかを示します。選択チェックボックスは、[フォーム名の一覧からフォームを選択] リストで選択されたフォームすべてに対してクリアされ、 [フォームライセンスの生成] ボタンが無効化されます。状況が「スキップ」となっている場合、フォームは「CustomerForms」以外のモジュールに既にライセンス登録されています。現在のフォーム名が割り当てられているライセンスモジュールを見るには、「スキップ」の状況のエントリをダブルクリックします。

    フォームライセンス生成処理が失敗すると、理由を示すメッセージボックスが表示されます。また、[フォーム名の一覧からフォームを選択] および [選択したフォーム/状況] リストボックスは変更されません。