Transformation Language (TML) の変換

TML はコマンドと言語要素のセットを提供します。これらを使用して、スクリプト作成者はデータ書式の変換方法を定義することができます。たとえば、[map] コマンドを使用し、[set] コマンドで特定の対象データ値を設定します。

入力データの値に基づいて出力データの値を計算するなど、さらに複雑な生成プロセスを実装にするために、TML では Java Script でスクリプト関数を記述できます。

指定されるコマンドには対象データのパスと元データのパスが含まれている必要があります。

TML の対象データ

data-path は TML コマンドのパラメータとして提示されます。TML の各コマンドによって出力データのデータが生成されます。各コマンドで重要なのは、target パラメータです。target パラメータは、TML が出力データの構造を組み立て、データ値を書き込む場所を識別するために使用する data-path です。

TML の元のデータ

入力から出力にデータをマッピングするときに、TML を使用して元データの処理方法を指定できます。たとえば、元データのデータパスを繰り返し処理するのか (発生するたびに処理する場合)、または 1 回だけ処理するのかを指定できます。これは、1 つのヘッダーに複数の行が存在する場合など、1 つの親に対して複数の子が存在する構成を処理するためです。

一般的に、入力の 1 つのフィールドが 1 つのデータ値を表しているときは、データを 1 回だけ処理します。1 つのヘッダーに複数の行が含まれる場合など、元データがそれに含まれているレコードを指定するときは、元データを反復して処理する必要があります。たとえば、各ループに対して繰り返し処理します。