Transformation Language (TML) のデータパス

データが SunSystems からエクスポートされるとき、入力データ (source) は SunSystems の階層形式 (SSML) で記述され、出力データ (target) は任意の階層形式またはフラット形式で記述されます。

データが SunSystems にインポートされるとき、入力データ (input) は任意の階層形式またはフラット形式で記述され、対象データ (output) は SunSystems の階層形式 (SSML) で記述されます。

注: データが SSML から同じ SSML に転送されると、既定のシステム変換ルールを介して自動的に処理されます。値を変更する必要がある場合は、別の変換スクリプトが必要になります。

TML は TML ライターが提示する値に基づいてデータを生成します。入力ファイルと出力ファイルのデータを識別するために、TML ライターはデータの各フィールドの場所を一意に識別するデータパスを使用します。

データパスは、データ階層の各フィールドを取り出し、区切り記号としてフォワードスラッシュ (/) を使用して結合されます。階層構造データの例を次に示します:

SSC
  Payload
    PurchaseOrder
      Date

これは SSC/Payload/PurchaseOrder/Date と記述されます。

データパスでは @ 記号を使用して要素内の属性を参照できます。次の XML 構成を例に示します。

<SSC>
  <Payload>
    <PurchaseOrder Reference="123"/>
   </Payload>
</SSC>

次のデータパスでは発注オーダー参照が参照されます。

SSC/Payload/PurchaseOrder/@Reference