元帳換算データの選択
このトピックで説明するのは、元帳換算 (LCN) 処理で行う最後の 4 つ目のステージです。
[元帳換算ステージ 4 データ選択] ダイアログを使用し、元帳換算 (LCN) で換算する財務データのタイプを指定します。元のビジネスユニット内に存在することを条件に、次の 3 つのタイプの取引を換算することができます。
- 元帳 - 現在の財務転記
- 元帳アーカイブ - クリアダウンされた財務転記
- 予算 - 予算取引
システムによって、元のビジネスユニットに存在する予算ファイルとアーカイブファイルがそれぞれ特定されます。これらのファイルは対象のビジネスユニットで作成済みでなければなりません。
換算対象のデータのタイプを指定してから、[
] をクリックして各ファイル内の取引を換算する必要があります。各データタイプの元の取引が、対象のビジネスユニットで新規の取引を生成する際の基準として使用されます。各データタイプは個別に処理されます。エラーが見つかって 1 つのタイプのデータを処理できない場合でも、他のタイプのデータは処理することができます。
注:
[元帳換算ステージ 1 元データ/対象データ定義]
ダイアログで [妥当性検査のみ] オプションを設定している場合は、元帳換算エラーレポートが生成されるだけで、取引は転記されません。
アーカイブ取引と予算元帳取引を同じ実行処理で換算する必要はありませんが、元帳を使用する前に両方の換算を行っておく必要があります。例外として、ビジネスユニット設定 (BUA) で定義されている予算はすべてメインの元帳と同時に処理しなければなりません。何らかの理由でこれらの予算の処理に失敗した場合は、メインの元帳も再度実行する必要があります。