復元保険料の処理方法
複数の段階に分けて保険料を支払っているクライアントが保険の支払請求を行う場合、請求期間が完全にカバーされるように、復元保険料をクライアントに費用請求して保険料支払を最新の状態にする必要があります。クライアントに課金される復元保険料の金額は、保険支払請求額から差し引かれます。このため、復元保険料の転記が請求転記にリンクされていることが重要であり、これらの取引の正味金額を使用して、引受会社から集金してクライアントに支払う金額を決定します。
申告転記と対応する保険料復元転記をリンクするには、請求リンク参照を使用します。これにより、決済にこれらの取引の正味金額のみが使用されます。
復元処理ステージの例
ステージ 1: 請求と保険料復元の転記
請求と保険料復元を記録する必要がある取引を、元帳インポート (LIM) を使用して財務モジュールに転記します。
特定の Pay As Paid 処理:クライアント勘定科目への 2 つの個別の転記に、同じ請求リンク参照 (リンク参照 1) が与えられます。これにより、取引の正味を使用して消込みアクション処理が決定されます。引受会社の勘定科目への 2 つの転記にも請求リンク参照が与えられます。これらのリンク参照は、両方の転記に同じ参照が与えられますが、クライアント勘定科目の転記に使用されるものとは異なります。請求リンクに基づいて、正味貸方残高のある取引は支払が保留されます。
取引参照 | 勘定科目 | 請求または復元保険料 | 金額 | 請求リンク (リンク参照 1) | 消込みマーカー | 消込みコード |
CCC | クライアント | 請求 | 100 CR | 1 | 保留 | インポート |
CCC | クライアント | 復元保険料 | 10 DR | 1 | 保留 | インポート |
CCC | 引受会社 | 請求 | 100 DR | 2 | 消込みなし | 回収可能項目リリース |
CCC | 引受会社 | 復元保険料 | 10 CR | 2 | 消込みなし | 回収可能項目リリース |