配賦の定義

仕訳配賦を実行する前に、配賦コンポーネントを指定し配賦処理ルールに結合しておく必要があります。

仕訳配賦設定 (CAD) は配賦元、配賦先、配賦率をリンクし、配賦順序を定義します。配賦設定で複数の配賦を組み合わせることができます。

注: 配賦を初めて実行する際は、 [仕訳配賦実行 (CAL)] で [取引転記] オプションを [いいえ] に設定して元帳取引をレポート出力し、取引が正しく作成されたことを確認してください。

手順 1 と手順 2 は、配賦設定を管理するためにのみ必要です。定義した配賦は、何度でも実行できます。

仕訳配賦を定義して開始するには、次の 3 つの手順が必要です。

  1. 以下の 2 つまたは 3 つの必要な配賦コンポーネントを定義します。
    • 仕訳配賦元 (CAS) を使用して、配賦の基準として使用する取引を指定する配賦元を定義します。
    • 仕訳配賦先 (CAT) を使用して、生成される転記で使用する、配賦先勘定科目やオプションの配賦先相殺勘定科目を指定する配賦先を定義します。
    • オプションで仕訳配賦率 (CAR) を使用して、必要な計算ルールを指定する配賦率を定義します。
  2. 仕訳配賦設定 (CAD) を使用して、上記の配賦コンポーネントを 1 つの配賦に組み合わせます。
  3. 配賦をすべて定義したら、最後に仕訳配賦実行 (CAL) で配賦を実行します。