予算再構成を実行する理由

予算照合が実際の予算状況を反映していない場合に、ビジネスユニットの予算残高を再構成する必要があります。このような状況は、通常の業務状況で発生することがあり、ビジネスユニットで次のようなシナリオが発生した場合に想定されます。

  • 予算残高テーブルと予算元帳が大きく異なる場合。たとえば、予算ナビゲーション方法が以前または今後の会計期に設定されているものの、組織の実際の予算ルールでは、現在の会計期からのみ予算を消費できる場合。
  • 1 つの予算年度内で予算照合定義が変更される場合。たとえば追加のコストセンターを設定し、新しい分析コードを含めて使用可能予算を配分する場合。
  • 勘定科目または勘定科目範囲に対して予算照合が定義される前に、予算元帳の勘定科目に仕訳が既に入力されている場合。
  • 予算取引が主要予算元帳に転記される前に、仕訳が実績元帳に既に入力されている場合。
  • 逆仕訳または訂正として転記される仕訳は、逆仕訳を必要とする元の仕訳で使用される別の予算照合に影響を与える可能性があります。これは、たとえば予算照合が個別の勘定科目と勘定科目を含む勘定科目範囲の両方に定義されている場合に発生します。
注: 予算照合の結果が財務元帳のレポートと一致しない場合、必ずしも予算残高の再構成が必要なわけではありません。