予算残高
経費チェックを使用している場合は、予算金額およびこれらの予算の消費金額を含む、すべての予算照合のテーブルが SunSystems で管理されます。これは「予算残高テーブル」と呼ばれ、実績、予算、確定の各元帳テーブルとは異なります。
予算照合設定 (BCS) で予算照合勘定科目、会計期、分析コードの組み合わせに対して予算照合が定義されている場合は、予算残高テーブルを使用して、これらの要素のあらゆる組み合わせに対して使用可能予算が確定されます。
経費チェックは、予算元帳に入力される取引に対してではなく、予算残高テーブルに対して実行されます。
経費チェックは、元帳取引と、受発注処理の発注請求書取引の両方に使用できます。発注請求書に対して経費チェックを使用している場合は、発注請求書消費済予算テーブルと呼ばれる追加テーブルを使用して、予算残高を発注請求書の個別の行にリンクします。
受発注処理で発注オーダーを使用していて、発注オーダー入力で確定チェックを定義している場合は、発注オーダー消費済予算テーブルと呼ばれる追加テーブルを使用して、予算残高を発注オーダーの個別の行にリンクします。各発注オーダーの承認済金額は予算残高テーブルで確定経費として記録され、これは発注オーダー消費予算済テーブルを介して発注オーダーまで追跡できます。
発注オーダー入力中に予算残高テーブルに対して確定チェックを実行することもできますが、確定元帳または予算元帳に対しては実行できません。