取引順序番号

取引順序番号を定義して、取引を財務に転記する際に自動的に番号を取引に割り当てることができます。また必要に応じて、登録日を取引に自動的に割り当てることもできます。

注: 自動的に取引に割り当てることができる順序番号には次のものがあります。

- 日計表順序番号 - 最終的な日計表に表示されます。

- 証票番号 - 仕訳入力時または元帳転記時に取引に割り当てられます。

各取引に割り当てられる取引順序番号は、 [元帳設定 (LES)] で [取引要素] として指定した分析要素に保存されます。

順序番号

取引順序番号は、順序番号コードとそれに続く連続番号の 2 つの部分で構成されます。

たとえば、CRJ1、CRJ2、CRJ3 という取引順序番号を連続する現金受領取引に割り当てます。この場合、CRJ が順序番号コードで、1、2、3 の数が順序番号です。

順序番号コードと順序番号の要件は元帳順序 (LEQ) で定義します。

順序番号コード

順序番号コードによって一連の取引順序番号が識別されます。別個の取引順序番号を生成し、異なるタイプの取引に割り当てることができます。たとえば、一連の番号を現金受領取引に割り当て、それとは異なる一連の番号を為替再評価計算の取引に割り当てることができます。

コードには 5 文字まで含めることができます。

順序番号

取引に割り当てる取引順序のうち連続番号の部分は、 [元帳順序] の [順序更新 (LEQ)] オプションで指定します。次のオプションがあります。

  • [手動] - 新しい取引に手動で番号を割り当てます。
  • [自動] - 自動的に順序番号が更新され、新しい取引に割り当てられます。使用していた前の番号は取引要素に保存されます。
  • [入力] - 自動的に次の順序番号が更新されて割り当てられ、仕訳入力で番号が表示されます。ユーザーはこの順序番号を元の文書にコピーして、相互に参照することができます。
  • [日付制御] - 順序番号の他に登録日も割り当てられます。
注: [入力] を選択すると、入力と転記の間に削除された取引では、関連付けられた順序番号が失われます。このように採番から除外された番号は SunSystems で再び使用されることはありません。元帳入力 (LEN) や 個別消込み (ACA) で手動で修正できます。

番号は、最大 7 桁まで含めることができます。ただし、使用できる桁数は次の両方によって決まります。

  • 順序番号を保存するために使用する分析要素の長さ - [元帳設定 (LES)] の [取引要素] フィールドで指定される要素です。

  • [元帳順序 (LEQ)] の [順序番号コード] に含まれる文字数

たとえば、分析コードの長さを 7 と定義して CRJ の順序番号コードを定義すると、順序番号は 4 桁になります。