元帳順序番号
特定の機能で元帳取引を処理するときに、一意の順序番号を自動的に生成して元帳取引に割り当てることができます。これにより、イタリアの税務機関で必要とされる IVA レポートのような、取引に順序番号を付けたリストを作成できます。
次の 3 種類の順序番号を生成して管理することができます。
- 取引順序番号 - これは、特定の転記機能によって取引が転記されるときに取引に割り当てられます。たとえば、元帳入力 (LEN)、元帳インポート (LIM)、支払実行 (PYR) などのシステム転記機能で割り当てられます。
- 日計表順序番号 - [日計表 (DYL)] で取引を印刷するときに [確定指示] オプションを [はい] に設定してレポートを実行すると、取引に割り当てられます。
- 証票番号 - 仕訳入力時または元帳転記時に取引に割り当てられます。証票番号を使用していると、各仕訳クラスの証票順序番号も同時に管理され、番号の値が増やされます。
上記 3 つの順序番号のいずれかが取引に割り当てられると、その順序番号は取引に保存されます。
- 取引順序番号と日計表順序番号は、取引の分析要素に保存されます。使用する分析要素は、元帳設定 (LES) で指定します。 [元帳設定 (LES)] で、取引順序番号は取引セクションの [要素]、日計表順序番号は日計表セクションの [要素] で管理します。
- 証票番号は、元帳設定 (LES) の設定に基づいて、取引参照フィールドか二次参照フィールドに保存されます。
これらの元帳順序番号オプションを実装するにはいくつかの手順が必要です。
注: これらの取引順序番号は元帳取引に割り当てられます。生成されて決済書類や受注オーダーなどの選択された書類に割り当てられる取引参照と混同しないように注意してください。たとえば、取引参照は、小切手番号を支払書類に割り当てるために使用します。