手動でインポートを実行する

データを SunSystems データベースにインポートするには、SunSystems Windows クライアントから [転送デスク (TRD)] を選択し、インポートプロファイルを実行します。

デフォルトでは、選択したプロファイルに定義されているファイル処理とランタイムパラメータがインポートで使用されます。これらのパラメータでランタイムエントリや上書き変更を可能にすることができます。プロファイルで次の項目を指定できます。

• インポートするデータが保存されているファイルのパスと名前
• 元データ、対象データ、およびメソッド
• ランタイムパラメータの値

転送プロファイルで指定されているランタイム値は、を使ってインポート処理時にインポートファイルの場所を確認するために [転送デスク] で使用されます。また、対象とメソッドに応じてその他の処理またはオプションを実行するためにも使用されます。

パラメータでランタイム時の上書きが許可されている場合は、プロファイル実行時に値を変更してからインポートを開始できます。修正された値はインポート処理で使用されますが、[編集] オプションで変更しない限り、プロファイルに保存されることはありません。

プロファイルで指定またはアタッチされているランタイム値や変換定義を使用して、データが SunSystems のデータベースにインポートされます。変換定義を使用することにより、転送処理中にデータの値を操作できます。変換機能の最大の利点は、外部のデータを SSML 形式にマッピングすることによって、SSML 形式以外のデータを転送できることです。SSML 形式は [転送デスク] で簡単にインポートできるため、元データが SSML 形式であれば、ユーザーが変換を定義する必要がありません。