コマンドラインからオートメーションを実行する
オートメーションは通常 [転送デスク] から実行されますが、コマンドラインから実行することもできます。たとえば、Windows で を選択してコマンドプロンプトでコマンドを入力します。NT Scheduler などのスケジューラプログラムを設定し、スケジュールに基づいてオートメーションを実行する場合も、同じコマンドライン構文を使用できます。コマンドは、SunSystems からオートメーションを実行するために SunSystems ショートカットで使用することもできます。
コマンドラインからオートメーションまたはプロファイルを実行するための構文は次のとおりです: <SunSystems_installation_folder\ssc\bin\AutomationDesk.exe -p profile> -a <automation_profile_name> -n -s -u user_ID -x user_password
説明:
-
SunSystems_installation_folder
は SunSystems の完全なインストールパスです。 -
profile
は転送デスクで定義したプロファイル名です。 -
automation_profile_name
は転送デスクで定義したオートメーション名です。 user_ID
はご使用の SunSystems ユーザー ID です。user_password
はご使用の SunSystems ユーザー ID のパスワードです。
注: コマンドラインを使用して、プロファイルまたはオートメーションのいずれかを実行することができますが、同じコマンドを両方に使用することはできません。
パラメータ文字は先頭にハイフン (-) を付けて入力する必要があります。
p
はプロファイルを実行します。このオプションを使用する前に、プロファイルでファイル名とビジネスユニットを指定する必要があります。 [転送デスク] にプロファイルを表示するには、-s profile
を使用します。このオプションを使用して、ファイル名とビジネスユニットを含むプロファイルパラメータをセットまたはリセットできます。その後、必要に応じてプロファイルを [転送デスク] から手動で実行できます。-
a
はオートメーションを実行します。 -
n
は [転送デスク] のユーザーインターフェースを表示せずに実行します。たとえば、スケジューラを使用してオートメーションを実行する場合などに使用できます。 -
s
はシングルモードで実行します。転送デスクのインターフェースで 1 つのプロファイルだけを実行します。 -
u
はユーザー ID を指定します。これは、プロファイルが該当するユーザー ID でのみ実行されることを確認するために必要です。注: 選択するユーザー ID は、ユーザーマネージャの SunSystems Connect グループのメンバーでなければなりません。 -
x
でパスワードを指定します。これは、ユーザー ID を指定する際にのみ必要になります。
例
オートメーションのコマンドラインの例は次のとおりです。
C:\program files\SunSystems\ssc\bin\AutomationDesk.exe -a [Export2] -n -u [NIC] -x [MyPa55w0rd]説明:
- [Export2] は転送デスクで定義したオートメーション名です。
- [NIC] は、SunSystems Connect を使用できるユーザーの ID です。
- [MyPa55w0rd] はユーザー ID 「NIC」のパスワードです。
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