特別控除を適用する資産を選択
特別控除は、耐用年数の一定期間の間、定義したパーセンテージ分を標準償却額から控除する償却方法です。ある年度で資産に減価償却の控除を適用すると、同じ年に特別減価償却を適用することはできません。特別減価償却と特別控除償却の詳細については、『財務管理者ガイド』の「拡張減価償却の要素」を参照してください。
特別控除選択 (FDR) を使用して、特別控除を適用する資産と適用する控除率を指定します。資産を選択したら、特別控除計算 (FAR) で控除金額を計算し転記します。
注: 特別控除を実行する前に、資産レコード (FAS) で資産の控除率を個別に設定することもできます。
特別控除の設定と実行方法については、『財務管理者ガイド』の「拡張減価償却の設定」を参照してください。
特別控除選択 (FDR)
- 資産クラス 始め/終り
- 選択対象となる資産クラスまたは資産クラス範囲。すべての資産を選択したい場合、または次のフィールドで特定の資産コードを選択したい場合は、空欄のままにしておきます。
- 資産コード 始め/終り
- 特別控除対象として選択する資産または資産範囲。すべての資産コードを選択するには、このフィールドを空欄にします。
- 分析要素
- 処理対象に含める分析要素のコード範囲を指定できます。すべての要素を選択するには、このフィールドを空欄にします。
- 分析コード 始め/終り
- 上記のフィールドで選択した分析要素の分析コードまたは分析コード範囲を指定し、特別控除を適用する資産を選択します。分析要素のすべての分析コードを選択に含めるには、このフィールドを空欄にします。
- 控除率
- 選択した資産に対して当年度に標準償却から控除する率を 0 - 100 の範囲で指定します。
注: [控除率] に [0 (ゼロ)] を入力すると、選択されるすべての資産の [% 当年度控除] フィールドがクリアされるため、
[資産レコード (FAS)]
のフィールドが空欄にされます。