消込みマーカー
取引に設定される消込みマーカーによって、特定の処理要件や処理状況を識別することができます。複数の異なる消込みマーカーを使用することができ、それぞれがシステムで異なる意味を持ちます。
一部の財務機能では消込みマーカーが自動的に設定され、取引の処理状況が識別されます。
例:
- [支払実行 (PYR)] と [入金実行 (PYC)] では、マーカーが [支払済] または [支払非照合] に設定され、取引が支払済であることを示します。
- [個別消込み (ACA)] 、 [元帳入力 (LEN)] のオンライン消込み機能、 [取引照合 (TRM)] では、取引が別の取引と照合されると、消込みマーカーが [消込み済] に設定されます。
- [個別消込み (ACA)] を使用して、選択した消込みマーカーを手動で取引に設定できます。
[元帳入力時 (LEN)] に消込みマーカーを仕訳取引に自動設定するように、仕訳タイプ を定義することができます。たとえば、常にマーカーが [強制] に設定されるように仕訳タイプを定義します。
[元帳消込み記号 (LAI)] を使用すると、消込みマーカーの名前を変更できます。
消込みマーカーの詳細については、以下のトピックを参照してください:
- 消込みマーカーの一覧、マーカーの設定方法と修正方法の概要については、「使用可能な消込みマーカー」を参照してください。
- 取引に消込みマーカーを設定する方法については、「消込みマーカーの手動更新」を参照してください。
- 取引の残高調整グループだけに設定できる 3 つの消込みマーカーの詳細については、「残高調整が必要な消込みマーカー」を参照してください。
注: 定義済みの消込みマーカーがありますが、ユーザーが名前を変更できます。同じような定義コードである消込みコードは、ユーザーが定義することができ、特定の財務機能で自動的に取引に割り当てられます。「消込みコード」を参照してください。