取引参照

通常、取引参照は、元の書類の会計取引またはビジネス取引を識別します。たとえば、請求書番号、クレジットノート番号、受領番号、フォリオ番号などが取引参照となります。取引参照は、取引ごとに入力する必要があります。

多くの場合、複数の仕訳行で同じ取引参照を使用します。取引参照は、最初の仕訳行に入力する必要があります。通常、後続行ではカーソルが取引参照フィールドをスキップするため、同じ参照で複数の仕訳行を入力できます。

1 つの仕訳に、異なる参照を持つ仕訳行を含めることもできます。現在の仕訳に新しい参照を入力する場合は、[新規参照] をクリックして、新しい参照で新規行を追加します。

[仕訳タイプ (JNT)] の [一意の参照] フィールドが選択されていると、参照が転記先の勘定科目に既に使用されていないかがチェックされます。このチェックは、債権/売掛金、債務/買掛金、両建勘定科目で行われます。

[元帳設定 (LES)] の [残高調整基準] オプションに [取引参照] を選択して、取引参照ごとに仕訳の残高調整を強制できます。これにより、仕訳の転記前に、同じ取引参照を含むすべての仕訳行が必ず残高調整されます。