アプリケーションデータベーステーブルを拡張して、カスタムユーザフィールドをアプリケーションフォームに追加するには、以下の手順に従います。
-
ユーザクラスを作成します。
ユーザクラス定義は、アプリケーションデータベーステーブル拡張の最上位レベルです。
「ユーザクラスの作成」を参照してください。
-
ユーザフィールドを作成します。
ユーザフィールドは汎用のフィールドで、多くのクラスに含めることができます。ユーザがユーザフィールドのプロパティを変更した場合は、全てのユーザクラスがその変更を継承します。
「ユーザフィールドの作成」を参照してください。
-
ユーザフィールドにユーザクラスを関連付けます。
-
クラスのインデックスを定義します。
独自のレポートを生成したり、クラスを参照したりするユーザには、インデックスが役に立ちます。これによって、ユーザはレポートにおける独自のソート処理を定義できるようになります。クラスにインデックスを定義しなくても構いませんが、定義しないままカスタムレポートでこれらのフィールドをソートすると、パフォーマンスが低下します。
「クラスのインデックスの定義」を参照してください。
-
アプリケーションデータベーステーブルとユーザクラス間の関係を作成します。
テーブルとクラスを関連付けることによって、ユーザクラスに属するユーザフィールドを UET が取得、配置、および表示するために必要な情報が提供されます。テーブルをクラスにリンクするには、アクセスされたレコードに有効なユーザクラスが関連付けられているかどうか判別するためのルールを定義します。ルール式を真にする有効なデータが既存のフィールドに入力された場合は、新しいユーザフィールドが表示されます。
「データベーステーブルとユーザクラス間の関係の作成」を参照してください。
-
スキーマを変更します。
[UET によるスキーマ変更]
フォームを使用して、ここまでのステップで行った変更を、影響を受けるデータベース全てに適用します。このステップでマルチサイトテーブル上の対応するビューを更新します。
「スキーマの変更」を参照してください。
-
フォームにユーザフィールドを描画します。
関連付けられている拡張テーブルを持つフォームにユーザフィールドを描画します。フォームに配置されたユーザフィールドは、他の既存のフィールドと同じように機能します。
「フォームでの UET フィールドの描画」を参照してください。