ユーザ拡張テーブルの概要

ユーザ拡張テーブル (UET) 機能を使用すると、システム管理者は、既存のアプリケーションデータベーステーブルを拡張し、カスタムユーザフィールドをアプリケーション内のフォームに追加できます。この機能は、アプリケーションデータベーススキーマに現在含まれていない情報を追跡するために使用できます。

注:  レプリケーションを使用している場合、UET の変更、追加、または削除を行った後、[レプリケーション管理] フォームの [レプリケーショントリガの再生成] ボタンをクリックする必要があります。

テーブルは、レコードやフィールドのデータを系統立てて配置し、参照しやすくしたものです。アプリケーションは、事前設定されたフィールドを含むテーブルとともに出荷されます。UET 機能を使用すると、ユーザ独自のフィールドをこれらのテーブルに追加できます。

テーブルが拡張されると、このテーブルを使用する任意のアプリケーションフォームにユーザフィールドを配置できるようになります。

注:  カスタムロードメソッドストアドプロシージャを使用するフォームで新しいコンポーネントを UET にバインドすると、フォームのリフレッシュ時にエラーメッセージが表示されます。しかし、エラーは続行を禁止していません。

フォームの主要コレクションの主要テーブルのみを、そのフォームで拡張できます。

フォームの主要コレクションの検索」を参照してください。

データが既存のフィールドに入力され、それらのフィールドに定義されているルール式が真の場合には、新しいカスタムユーザフィールドの情報を配置し、表示するイベントがトリガされます。

新しいユーザフィールドをフォームに追加するには、「アプリケーションデータベーステーブルの拡張」を参照してください。

レポート

以下のレポートを使用すると、UET ユーザクラス、ユーザフィールド、ユーザインデックス、およびユーザテーブルに関する情報を表示できます。

クイック辞書レポート

ユーザクラスレポート

ユーザフィールドレポート

ユーザインデックスレポート

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