制約例外メッセージについて

処理やコンセプトをここで説明

SQL の制約例外がアプリケーションデータベースから返された場合、IDO リクエストレイヤーは例外を検出し、その制約名が ObjectMainMessages テーブルに存在する場合は、SQL に制約された名前や種類から解釈したメッセージを構築する場合があります。異なる制約は、メッセージテキストに参照された異なるオブジェクト名により異なる同じ基本メッセージを使用できます。たとえば、多くの制約例外はこの基本メッセージとともにユーザにレポートされます。

[入力された &1 は既に存在します]

[&1] 置換表現は数百の異なるオブジェクトのうちのひとつを参照します。

ただし、制約例外が発生した場合には、置換するテキスト(またはテキストを参照するオブジェクト名)はパスできません。IDO 要求レイヤーは例外の制約名および例外からの種類のみをピックアップします。ObjectBuildMessages テーブルには [保守アプリケーションメッセージ] フォームで定義されたメッセージ番号または [アプリケーションメッセージオブジェクト保守] フォームで、参照されたベース内でそれぞれの置換表現に使用されるテキストに対し定義された他のオブジェクト名を参照する子レコードが含まれます。

そのため、アプリケーションメッセージテーブルからの同じベースメッセージは、メッセージ中の置換テキストプレースホルダに対する異なる参照を定義する多くの異なる制約で使用することができます。

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