受注オーダの手動出荷

受注オーダを手動で出荷するには、以下を実行します。

[受注オーダ出荷] フォームを開きます。

注意: [受注オーダ] フォームまたは [顧客] フォームで [与信保留] フィールドが選択されている場合、受注オーダを出荷できません。マルチサイト環境では、システムは顧客の与信限度を調べ、超過していないかどうかを判断します。
出荷するオーダを選択します。このフォームでは以下が可能です。
- デフォルト値を受け入れて、フォームに表示されたオーダ全体を出荷するには[全て選択]をクリックします。または、
- オーダ内の特定明細の[選択]チェックボックスをオンにして、その明細だけを出荷することもできます。
注: [部分出荷]チェックボックスは、この顧客が部分出荷を受け入れるかどうかを示します。これは情報目的のみに使用されるフラグです。出荷を制限するものではありません。
次の情報をフォーム上で変更することもできます。
- 請求後返品
- 保管場所
- ロット
- 数量
- 単位
情報の更新後、オーダ全体または個々の明細の出荷が可能になります。

注: [早期出荷]チェックボックスは、この顧客が早期出荷を受け入れるかどうかを示します。これは情報目的のみに使用されるフラグです。出荷を制限するものではありません。

オーダまたは明細が正常に出荷されると、[出荷状況]は[発注]から[全数済]に変更されます。

注:

この機能は、ピック、梱包、出荷機能とは異なります。ピック、梱包、出荷機能を使用するか、あるいは標準の出荷機能（ [受注オーダ出荷] フォーム）のどちらかを選択することをお勧めします。これらは併用されるようには設計されていませんでした。2 つの機能は別であっても、相互作用するものもあります。ある数量を受注オーダ出荷から出荷または返品する場合は、ピックワークベンチで認識されます。ピック、梱包、出荷の処理中に使用される数量があるときは、 [受注オーダ出荷] フォームで認識されます。
主要保管場所に出荷に見合う十分な数量がない場合で、別の保管場所やロットに出荷に見合う数量が存在するときには、同じ明細に複数の出荷明細が表示されます。
手持在庫数量が負である場合も、[マイナス手持在庫]チェックボックスをオンにすることによりオーダを出荷できます。このチェックボックスは、[在庫パラメタ]フォームで [マイナス手持在庫区分] チェックボックスに選択がある場合のみ有効になります。
顧客が VAT 番号を持っている場合、システムはデータトランザクション日付の時点でその番号が有効であることを検証して、有効でない場合は警告メッセージを表示しますが、出荷は可能です。
出荷は、一回、1 倉庫のみで行います。別の倉庫に割り当てられているオーダ明細を選択した場合、その品目は現在の倉庫からは出荷できないことを知らせるエラーメッセージがフォームに表示されます。