フィルタ

フィルタを使用して、配賦元勘定科目で選択される取引を制限できます。フィルタを使用することにより、特定の分析要素コードやその他の元帳取引詳細を参照する取引だけを選択できます。たとえば、製品 A に関連する取引だけを配賦したい場合は、分析要素で製品を識別します。

配賦元取引の金額を配賦元金額に含めるには、すべてのフィルタ基準を満たす必要があります。

選択基準に 4 つ以上の分析要素を含める場合は、配賦順番号を入力する必要があります。

  1. [仕訳配賦元 (CAS)] の [フィルタ] タブをクリックします。
  2. 次の情報を指定します。
    配賦元分析要素 1 - 3

    最大 3 つの分析要素または他の元帳取引選択詳細をここで選択し、配賦元取引を選択する際に使用できます。分析構成 (ANS) で元帳取引、元帳勘定科目、資産に割り当てられている分析要素を選択できます。また、以下の元帳取引詳細を選択することもできます。

    • 消込みマーカー
    • 資産マーカー
    • 勘定科目タイプ
    • 仕訳入力者
    • 仕訳タイプ
    • 取引参照
    選択 終り 1-3

    3 つの各選択基準について、配賦元取引の選択に使用する特定のコードまたはコード範囲を入力できます。これらのフィールドでは、マスクを使用して一致するコードを選択することもできます。たとえば、「AB***」と入力すると、適切な分析要素の AB で始まる 5 文字のコードがすべて有効であるとみなされます。

    元のしきい値 始め/終り

    しきい値の範囲によって、配賦元金額の範囲を指定します。このしきい値範囲を入力すると、選択した配賦元取引の合計金額がこの範囲内である場合にのみ、配賦の対象になります。たとえば、費用の合計が GBP 5000 を超える場合にのみ本社の費用を配賦するように定義できます。

    配賦元取引の合計が指定した範囲外であると、配賦は実行されません。除外される理由が配賦実行レポートに表示されます。

    注: [元のしきい値 終り] の値を空欄にすると、ゼロと見なされます。このため、範囲ではなく 1 つの配賦元金額を識別するには、[始め] と [終り] の値にその金額を入力する必要があります。
  3. 変更内容を保存します。