全般

  1. [仕訳配賦元 (CAS)] の [全般] タブをクリックします。
  2. 次の情報を指定します。
    配賦元勘定科目コード 始め/終り

    配賦元金額の計算に使用する勘定科目コードまたは勘定科目コード範囲。この範囲の勘定科目に転記されている取引が選択され、配賦元として使用されます。

    仕訳配賦設定 (CAD) で分割タイプ配賦を指定すると、配賦元取引は仕訳配賦実行 (CAL) の間にこの勘定科目から逆仕訳されます。これを配賦元逆仕訳転記といいます。

    配賦元相殺勘定科目

    この勘定科目は、分割タイプ配賦の場合と、異なるビジネスユニットに配賦先取引を転記する場合にのみ必要になります。配賦元ビジネスユニットの貸借を一致させるために、この勘定科目に配賦元逆仕訳転記が行われます。

    元の実績予算

    ここで指定する元帳から取引を選択します。たとえば、実績元帳の取引を基に予算を更新したい場合は、ここで配賦元として実績元帳を選択します。元帳は A から K の文字で識別されます。

    元金額

    配賦元勘定科目の取引を選択する転記会計期を定義します。次のオプションがあります。

    • [平均残高] - 会計期間中の毎日の残高を検索して残高を合計し、配賦実行で選択した会計期の日数で割ることにより算出されます。平均残高の計算に含める計期間中の日数は、配賦カレンダーで制御できます。
    • [残高] - 配賦実行で指定した会計期まで (その会計期を含む) に転記されたすべての取引が含められます。
    • [会計期] - 配賦実行で指定した会計期または会計期範囲のすべての取引が含められます。
    • [累計] - 配賦実行で指定した会計期まで (その会計期を含む) と当年度中に転記されたすべての取引が含められます。
    • [残高変動] - 前回の配賦実行から今回の配賦実行までに入力された取引が含められます。

    [残高変動] オプションは最後に処理された元取引の仕訳番号に基づいて、配賦実行に含める後続の転記済取引 (仕訳番号が後のもの) を決めます。このため、実行で選択されている現在の会計期に転記済みの取引であっても、前に転記された取引 (仕訳番号が前のもの) は実行対象の元取引とみなされません。

    注: このため、 [残高変動] オプションを使用すると、特定の取引が配賦実行で除外され、場合によっては条件に合致するデータが見つからない場合があります。

    たとえば、仕訳番号 20 の取引が会計期 08 に転記され、その逆仕訳が会計期 09 に転記されているとします。その後で仕訳番号 21 を会計期 08 に転記します。会計期 08 までの (08 を含む) 配賦実行を行います。さらに会計期 09 の配賦実行を行う場合、これには会計期 09 への逆仕訳は含められません。会計期 09 の仕訳番号が、最後に処理された仕訳番号より前だからです。

    これを避けるには、[会計期] オプションを使い、すべての転記の会計期をクローズしてから各会計期の実行を行うようにしてください。

    配賦元会計期保持

    このオプションを選択すると、配賦元逆仕訳取引と配賦元逆仕訳調整取引が、配賦実行で定義した会計期ではなく、元の取引の転記会計期に転記されます。このオプションは、配賦元相殺勘定科目を指定する場合にのみ適用されます。これ以外の場合は、仕訳の貸借を一致させるために、配賦元逆仕訳は常に配賦先取引と同じ転記会計期に転記されます。

    配賦先

    仕訳配賦先 (CAT) で設定する配賦先を定義または確認するには、このボタンをクリックします。

    配賦設定

    仕訳配賦設定 (CAD) で設定する配賦定義を定義または確認するには、このボタンをクリックします。

    配賦率

    仕訳配賦率 (CAR) で設定する配賦率を定義または確認するには、このボタンをクリックします。

  3. 変更内容を保存します。