勘定科目詳細の管理
[勘定科目表設定 (COA)] を使用すると、勘定科目表コードに関して入力されている多くの静的詳細をいつでも変更できます。ただし、一部の詳細を変更する際には、十分に注意する必要があります。
取引分析オプションを変更しても、過去に遡って適用されることはありません。つまり、既に勘定科目に転記されている取引に分析コードを入力しても、新しく設定されたルールに従わない場合があるということです。これが問題になる場合は、ユーザーが変更する権限を持っていて、 [分析要素 (AND)] の [消込みで修正] オプションが設定されている場合にのみ、 [個別消込み (ACA)] で既存の取引の分析コードを変更できます。
注: 債権/売掛金、債務/買掛金、両建のいずれかの勘定科目を更新する場合は、対応する顧客または仕入先に関して管理されている情報も変更しなければならない場合があります。『ビジネスユニット管理者ガイド』の「顧客の追加と管理」または「仕入先の追加と管理」を参照してください。
勘定科目の財務残高を更新する唯一の方法は、仕訳取引を勘定科目に転記することです。『財務ユーザーガイド』の「転記後に誤りを訂正する」を参照してください。