残高更新の自動化

[転送デスク (TRD)] を使って残高元帳を更新し、必要に応じてパブリッシュする処理を設定できます。元帳またはビジネスユニットごとに個別のプロファイルを作成できます。さらに、作成したすべての更新処理を実行するオートメーションを作成します。

注:  元帳を再構成するオートメーションを設定できますが、残高をダウンストリームシステムにパブリッシュする場合は再構成処理をお勧めしません。これは、再構成された残高を受け取る前にダウンストリームシステムで対応する残高を削除しておく必要があるためです。
  1. [転送デスク (TRD)] [ファイル] > [処理プロファイルの新規作成] を選択します。
  2. プロファイルの名前を入力します。たとえば、[BU1 残高更新] とします。必要に応じて説明も入力します。
  3. 対象コンポーネントに [元帳残高リフレッシュ] を選択します。
  4. [全般] タブで [すべてのビジネスユニット] を [はい] にするか、[いいえ] にして必要なビジネスユニットを選択します。
  5. 処理実行完了時に電子メールで通知を受け取るようにするには、[電子メール通知] を有効にし、電子メールアドレスを入力して送信内容を [電子メール内容] に入力します。

    詳細については、転送デスクヘルプの「処理プロファイルの作成」を参照してください。

  6. また [転送デスク (TRD)] でオートメーションを作成するには、残高更新処理に含めたい元帳 (A - K) に対して [はい] を選択します。
  7. [ファイル] > [新規オートメーション] を選択します。
  8. オートメーションの名前を入力します。たとえば [BalRefresh] とします。
  9. 必要に応じて「夜間残高更新」のような説明を入力し、[次へ] をクリックします。
  10. 必要なプロファイルを選択して [追加] をクリックし、オートメーションに含めます。[次へ] をクリックします。
  11. エラー処理設定を編集し、[次へ] をクリックします。
  12. 必要なランタイムパラメータを編集するか、そのままにしてプロファイル設定のままにします。[実行] をクリックします。

    詳細については、転送デスクヘルプの「オートメーションの作成」を参照してください。

  13. 更新処理を行うコンピュータでタスクスケジュールを設定します。たとえば Windows 7 の場合、[スタート] > [すべてのプログラム] > [アクセサリ] > [システムツール] > [タスクスケジューラ] を選択します。スケジュールを作成し、オートメーションのコマンドラインとパラメータを入力します。例:
    C:\SunSystems\ssc\bin\AutomationDesk.exe -a BalRefresh -n -u UID -x PASSWORD

    詳細については、転送デスクヘルプの「オートメーションをスケジュールする」と「コマンドラインからオートメーションを実行する」を参照してください。