Oracle 認証の管理

SunSystems をインストールするには、ドメイン用と、作成する各ビジネスユニットグループ用の、少なくとも 2 つのスキーマが必要になります。これらのスキーマは、それぞれインストール時に定義される特定の Oracle ユーザーアカウントによって所有されます。アカウント情報は暗号化され、ドメインデータベースに保存されます。これらのアカウント情報は、接続時にアプリケーションによって取得され、ローカルで暗号解読されます。これにより、スキーマへの完全なアクセス権が付与されます。

ユーザーがスキーマで使用しているパスワードを一時的に変更する必要があるときには、SunSystems セキュリティのプラグインが提供するインターフェイスを使用して、管理者が各スキーマアカウントの情報を変更できます。これにより、アカウント情報が変更されても、セキュリティストアに保存される情報と Oracle のデータベースで定義される情報を一致させることができます。

注: Security Store は、セキュリティサービスが管理するすべてのオブジェクトを含むデータベーススキーマです。インストール時に必要な認証情報が設定されるため、セキュリティサービスは Windows 認証を使ってスキーマに直接接続できます。
  1. [設定] メニューから [SunSystems] > [Oracle 認証の管理] を選択します。 [Oracle 認証の管理] ダイアログにスキーマアカウントの名前が表示されます。
  2. スキーマアカウントをダブルクリックすると、 [パスワード変更] ダイアログが表示されます。
  3. スキーマのパスワードを [新しいパスワード] フィールドに入力し、[新しいパスワードの確認] フィールドに再入力します。
  4. [OK] をクリックして変更内容を保存します。
    次の場合にはエラーメッセージが表示されます。
    • [新しいパスワード] フィールドと [新しいパスワードの確認] フィールドに入力されたパスワードが異なる場合
    • いずれかのフィールドを空欄にした場合
  5. [キャンセル] をクリックすると、「変更内容はすべて失われます。続行しますか?」というメッセージが表示されます。[はい] をクリックするとメッセージが閉じられ、別のパスワードを入力できます。[いいえ] をクリックするとメッセージが閉じられ、入力したパスワードを保存できます。