認証

下記に説明するように異なる認証方法を使用するように SunSystems を構成できますが、データベースのセキュリティは常に Windows 認証に基づきます。このため、スタンドアロン以外の環境では、サーバーとクライアントが正しくデータベースサーバーで認証できるように、ドメインが必要になります。

注: SunSystems の機能にアクセスする前に、必ず SunSystems ユーザーが存在していなければなりません。すべての内部セキュリティアクセスの制約は、ユーザーアカウントに基づきます。
認証方法 機能
標準 基本レベルのセキュリティ。SunSystems セキュリティでユーザーとパスワードを管理します。
Windows 認証 オペレーティングシステムへのログイン時に入力された Windows 資格情報 が SunSystems に直接渡されます。この情報が SunSystems の特定のユーザーにマッピングされ、ログインを要求しているユーザーが識別されます。SunSystems ユーザーにはログインダイアログが表示されません。
LDAP 準拠のディレクトリサービス LDAP 準拠のディレクトリサービスを使用してログイン要求を認証します。この情報が SunSystems の特定のユーザーにマッピングされ、ログインを要求しているユーザーが識別されます。

上記の認証方法を組み合わせて使用することもできます。Windows のマッピングが見つかる場合は、常にこれが優先されます。

[セキュリティポリシー] ダイアログの [認証] タブで次の項目を選択できます。

  • [Windows 認証を有効にする] - オペレーティングシステムにログインする際の Windows ユーザー情報がユーザーマネージャに渡されます。
  • [標準認証を有効にする] - 基本レベルのセキュリティです。ユーザーマネージャを使用する際にユーザー情報が確認されます。
  • [次回ログイン時にすべてのユーザーにパスワード変更を強制] - これは標準認証にのみ適用されます。[適用] をクリックして設定を有効にします。設定を確認するメッセージが表示されます。この設定を有効にした後で、[ユーザーの編集] 機能を使用して各ユーザーの設定を変更できます。

LDAP 準拠のディレクトリサービスを使用する場合は、このタブのチェックボックスを空欄にし、ディレクトリサービス設定で設定を入力します。

注: 上記の認証モードの少なくとも 1 つを選択する必要があります。何も選択しないと、ユーザーはシステムを使用できません。

システムセキュリティの詳細については、SunSystems Multitier Installation Guide for SunSystems 6.3』 を参照してください。