FSD のオカレンス
FSD の sequence、choice、record 要素では、予想オカレンスの値を指定できます。FSD プロセッサはこの情報を使用してデータをナビゲートし、データの妥当性を検証します。
max-occurs 属性のデフォルトは [1] です。これは、任意の record、sequence、choiceの発生が 1 回だけ予想されることを意味します。フラットデータのタイプによっては固定数である場合がありますが、ほとんどの場合は任意の値を指定できます。値に [0] を指定すると、一致しないレコードが見つかるまで FSD の処理を続けるように設定できます。
min-occurs 属性は、妥当性検査および選択要素を使用したパターン照合の目的でのみ使用されます。次のレコードに移動する前に、出現回数の値と min-occurs で指定されている最小値が FSD プロセッサによって比較され、出現回数が少ない場合はエラーになります。