FSD の sequence と choice
FSD では、schema によって固定シーケンスまたは任意の順序でレコードを定義できます。固定シーケンスの場合、シーケンスで定義される各レコードは、指定された順序でなければなりません。ほとんどのフラットデータの構成では、指定された順序でデータが表示されるため、固定シーケンスが FSD の一般的な構成です。
ただし、任意の順序でレコードやフィールドを表示できるフラットデータ形式や、データ内のマーカーによってレコード構成が決まるフラットデータ形式も多々あります。このようなデータ構成では、FSD によって選択要素が提示されます。
choice 要素は、パターン照合を実行して、出力データを生成するために使用する最も適切なデータを決めます。パターン照合では、フィールドの長さ、フィールド区切り記号、フィールド番号、フィールド特有の有効な値が比較されます。
注: choice 要素の使用はデータ処理に大きな影響を与えるため、できるだけ使用を避けてください。