在庫棚卸の差異

在庫棚卸の差異は、[在庫棚卸] で許容差が設定されている場合にのみ適用されます。これは、棚卸が生成されるときに棚卸ヘッダーにコピーされます。

在庫棚卸/棚卸ヘッダーによって、在庫棚卸で [予想数量] と [棚卸数量] の間で差異が発生した場合に行われる操作が定義されます。たとえば、操作を実行する前に、許可値や数量許容差を適用できます。このような許容差が定義されている場合は、自動的に適用されます。

棚卸数量と予想数量の差異が、定義されている許容差を超える場合は、行に差異のマークが付けられます。その後、棚卸行は、必要な権限を持つオペレータによって個別に承認される必要があります。これらの権限は、 [フォームアクセス権エディタ] または [フォームデザイナ] で設定されます。

[在庫棚卸入力] フォームの [アクション] メニューから [承認] を選択して承認を実行します。その後に行を転記できます。

注:  承認が必要とされる場合、つまり許容差を超える差異が許可され、ユーザーが棚卸を転記するオペレータ権限を持っている場合は、行が転記されるときに自動的に承認が実行されます。