財務照会の概要

照会フォームには、選択された情報が抽出され、表示されます。照会フォームでは、フィルタを使用して、表示する情報を決めます。財務モジュールでは、次のようなコントロールデスクベースの照会機能が用意されています。

  • [仕訳照会]
  • [勘定科目照会]
  • [固定資産照会]
  • [勘定科目残高照会]

これらの照会機能は、 [フィルタデザイナ (FLD)] で定義されているフィルタを使用します。 [フィルタデザイナ] を使用して、ユーザー独自の照会を定義したり、定義済みの照会を修正できます。

注:  [元帳照会] オプションを使用すると、上記 4 つの定義済み照会やユーザー定義照会などの照会を実行できます。「コントロールデスクフィルタの選択」を参照してください。 [元帳照会] オプションを使用して、 [元帳照会] - [アーカイブ] オプションでアーカイブ済取引を表示できます。「元帳アーカイブ照会の実行」を参照してください。

定義済み照会を使用する

定義済みの照会機能を使用する場合、フィルタが使用されていることはユーザーにはわかりません。ユーザーは、必要な勘定項目、仕訳または資産の選択など、選択項目の入力だけを求められます。「コントロールデスクのエントリポイント」を参照してください。

注: [値] フィールドに負の数を入力することはできません。入力した金額範囲は、負の数と正の数の両方で処理されます。たとえば、100 - 150 と入力すると、100 - 150 または -150 - -100 の範囲にある金額の取引が抽出されます。

フィルタを選択すると、データが検索され、フォームに表示されます。表示される情報は、フィルタと結果フォームによって異なり、変更することができます。

結果フォームの詳細については、「財務照会結果の表示」を参照してください。

関連詳細を表示する

照会結果フォームの多くは、集計情報または詳細情報を表示することができます。結果が集計される場合は、[展開] アクションで詳細を表示できます。または、詳細情報が表示される場合は、[縮小] アクションで詳細を集計できます。たとえば、 [勘定科目残高照会] では、各勘定科目への転記の集計、各勘定科目への転記の会計期別集計、または各勘定科目の詳細転記の日付別一覧表示が可能です。

ドリルアソシエーションが定義されている場合は、表示グリッド内の項目をダブルクリックして、データをドリルスルーできます。

たとえば勘定科目に転記されている取引を表示する場合は、以下の項目にドリルできます。

  • 仕訳番号 - 仕訳内のその他すべての取引を表示して、仕訳によってその他の勘定科目が更新されたのかどうかを確認できます。
  • 使用可能な 10 個の取引分析コードの 1 つ - 取引で参照されている分析コードの説明を表示できます。

[展開]、[縮小]、[ドリル] オプションの詳しい使用方法については、「照会結果フォームの使用」を参照してください。