消込み処理中クリアアクションを有効にする

照合機能で取引を照合すると、取引に [消込み処理中] 状況を表すフラグが設定され、他のユーザーは別のセッションでその取引を選択して照合できなくなります。照合が転記されると、状況は [照合済] に設定されます。

保留された取引は、消込みが完了またはキャンセルされるまで、[消込み処理中] の状況のままになります。

次の 2 つの場合に、消込みを保留した状態で取引を保存できます。

  • [オンライン消込み] 機能を使用して消込みを行い、仕訳を保留している場合
  • 多数分割消込みが完了しておらず、停止されている場合

コンピュータエラーなどの例外的な場合には、[消込み処理中] 状況が正しくリセットされないことがあります。この場合は、データアクセスグループの適切な権限を持つユーザーが [消込み処理中クリア] アクションを使用して、取引の状況をリセットできます。

[消込み処理中] 状況をリセットする権限をユーザーに付与するには、次の手順を実行します。この権限は、無制限に使用されないように、システム管理者だけに付与します。

  1. SunSystems から [フォームデザイナ (FRD)] を選択します。
  2. フォーム [個別消込み フォーム (SAOA1)] をチェックアウトして開きます。
  3. フォームで使用可能なアクションの一覧を表示するには、[表示] > [フォームアクション] を選択します。
  4. [指定されたオペレータグループ] ボックスで、権限を付与する [オペレータグループ] をクリックします。
  5. [使用可能なアクション] ボックスで [ロック済勘定科目/取引の上書き] を選択して [有効] ボタンをクリックします。
  6. フォームを保存して閉じ、チェックインします。