データディクショナリから項目を選択する

[データディクショナリ検索] ダイアログを使用して、ビジネスルールで参照するデータ項目を選択します。

このダイアログは、メニューまたは選択システムとして機能します。ダイアログには、イベントプロファイルとルールセットの詳細に応じて、有効なオプションのリストが表示されます。リストからオプションを選択すると、さらに詳しいオプションのリストが表示されます。最下位の階層までオプションリストを開き、必要なデータ項目を選択します。

項目を選択したり、オプションの次のレベルを表示するには、リストのオプションをクリックして [OK] をクリックします。

データディクショナリを理解する

ビジネスルールには一連の条件と実行文が含まれます。文にはコマンド、値 1、演算子、値 2 の一部またはすべてが含まれます。

例:

コマンド 値 1 演算子 値 2
IF 機能コード = 受注オーダー入力
IF 取引日 > 期日
設定 説明   住所行 1

値 1 フィールドと値 2 フィールドの内容は、データディクショナリから表示されるリストから選択できます。

値 2 は、リテラル値として手動で入力することもできます。たとえば、「IF 勘定科目コード = 64000」と入力します。

データディクショナリでは、フィールド値が論理グループごとにまとめられます。たとえば、レコードタイプやシステム機能によってまとめられます。使用可能なオプションが一連の選択ダイアログに表示されます。これによって、ディクショナリ階層のさまざまなレベルに進み、必要な項目を選択できます。

選択リストは、イベントプロファイルやルールセットで既に定義した文や選択内容を動的に反映します。たとえばイベントプロファイルで元帳入力機能が参照されている場合は、元帳取引入力または関連する静的データ項目に存在するデータ項目を参照するルールのみを定義できます。さらに、元帳取引入力には膨大なデータが含まれるため、データ項目は、仕訳ヘッダー、仕訳行、仕訳制御データ項目などの論理的な選択グループに分割されます。

データ項目の階層

データディクショナリでは、有効な選択オプションが次の主なカテゴリにまとめられます。

  • ルール共通フィールド - システム機能に関係なく必要とされるデータ項目がまとめられます。
  • 機能データ階層 - 選択されたシステム機能で使用できるデータ項目と、すべての再定義データ項目がまとめられます。
  • ルールデータセット - 定義済みのすべてのルールデータセットがまとめられます。
  • 作業領域 - 作業領域がルールセットで使用されるかどうかに関係なく、使用できるすべての作業データ領域がまとめられます。

グループを選択し、グループ内で使用できるさまざまなレベルに進むことができます。