レポートレートの用途
会計期換算レート (CNP) で転記会計期やオプションで勘定科目範囲に使用する会計期レートを定義する際に、換算レートを 6 つまで入力できます。1 つは元帳取引の入力に使用する換算レートで、その他に 5 つまでのレポートレートを入力できます。
財務レポート作成機能では、これらの換算レートを使用して会計取引を再評価したり、さまざまな通貨でレポートを作成できます。レポートでは、換算レートを使用して、複数のサブビジネスユニットの詳細を統合することもできます。
財務分析レイアウト、財務報告書レイアウト、財務テーブル列の [再評価レート] フィールドには 1 - 6 の範囲の数字を入力できます。レート 1 は、[全般] タブの [換算レート] フィールドに入力されているメインの会計期レートを表します。レート 2 - 6 は、[レポートレート] タブに入力されている換算レートを表します。これらのレートは、レポートで通貨を再評価する際に使用できます。
注: 単一通貨システムの財務レポートで複数のビジネスユニットを統合すると、サブビジネスユニットの元帳設定 (LES) の [統合通貨レート] からレートが取得されます。デフォルトでは 1.00000 に設定されます。