スケジュール決済の分割行を設定する

スケジュール決済機能を使用して、設定したスケジュールのパーセンテージや日付情報に基づいて、取引行を自動的に分割できます。

スケジュール決済設定 (SCH) でオプションを設定し、[アクション] > [分割払い行設定] を選択します。 [分割払い行設定] フォームの詳細は、可能な範囲で自動的に設定されます。このトピックでは、 [分割払い行設定] フォームに表示されるフィールドと、各行の詳細を変更する方法について説明します。

注: このフォームは SunSystems から直接アクセスできません。スケジュール決済設定 (SCH) の [アクション] > [分割払い行設定] を選択する方法でのみアクセスできます。

[分割払い行設定] フォームは、ヘッダーとグリッドの 2 つの部分で構成されます。ヘッダー部分には、グリッド列に表示されるのと同じフィールドが表示されますが、ヘッダーには 1 度に 1 つの分割払いに関する情報だけが表示される点が異なります。グリッドには、1 行に 1 つの分割払いが表示される書式で、すべての分割払い行設定が表示されます。[分割払い行設定] フォームを開くと、その決済スケジュールの計算された行がすべて表示されます。作成される行の数は、 [スケジュール決済設定 (SCH)] フォームの [分割払い行数] オプションの設定によって異なります。

  1. 次の情報を指定します。
    スケジュール決済コード

    分割払い行を割り当てるスケジュール決済レコードを識別するコードです。このコードは表示のみ可能で、変更できません。

    分割払い行番号

    各行に続き番号が付けられます。これは表示のみ可能で、変更できません。

    パーセンテージ

    各行の支払対象となるパーセンテージが、「100÷行数」で自動的に計算されます。たとえば、 [スケジュール決済設定] フォームで [分割払い行数] を 3 に設定すると、3 つの行が作成され、各行の標準のパーセンテージは 33.333 になります。このパーセンテージは必要な行で変更できますが、パーセンテージの合計ができるだけ 100 に近くなるようにしてください。

    注: パーセンテージの合計が正確に 100 にならない場合でも (たとえば 99.999 のように端数になる場合)、元帳入力や元帳インポートで取引を分割するときの端数金額の処理方法は、スケジュール決済設定 (SCH) の [端数金額] の設定によって決まることに注意してください。
    分割払い期間

    各分割払い行の期日を計算するために使用する、基本日付に対する相対的な期間。期間の単位は、日、月、年です。これは、 [スケジュール決済設定] フォームの [時間間隔] に基づいて計算されます。たとえば、[時間単位] を [日]、[時間間隔] を 30 にして 3 回の分割払いを設定する場合は、分割払い行 1、2、3 が作成され、分割払い期間は 30、60、90 になります。

    日、月、年などの実際の時間単位は、ここでは表示されません。これは、この段階では絶対的な日付が計算されないためです。

    各行の分割払い期間は 最大 999 までの任意の数に指定できます (0 も可能)。行の [分割払い期間] を 0 (ゼロ) にすると、元帳入力または元帳インポートで分割が処理される際に、その行の期日が計算されません。代わりに取引日が期日として使用されます。ただし、この期日は後で修正できます。

    行の [パーセンテージ] または [分割払い期間] を変更するには、[修正] をクリックします。変更された行の情報が、グリッドの [ヘッダー] フィールドに表示されます。[ヘッダー] フィールドで詳細を変更するか、またはグリッド内で詳細を変更します。

  2. 変更内容を保存します。