売掛金勘定科目 - 顧客静的詳細

SunSystems のすべてのモジュールで 1 つの顧客レコードを参照して、顧客の静的データの詳細や全体的な処理の必要条件が決められます。それぞれの顧客は顧客コードによって一意に識別され、顧客詳細は顧客 (CUS) で定義され管理されます。

顧客詳細の多くは、個々の静的データのレコードとして保持され、顧客設定を使用して顧客にリンクされます。一般に、新しい顧客の静的データは、顧客設定で新しい顧客を作成する前に定義しておく必要があります。

重要な顧客詳細のいくつかを次に説明します。

  • 決済方法
  • 銀行口座詳細
  • 1 回限りの顧客の勘定科目
  • 決済条件

決済方法

顧客の支払は、支払方法を銀行に設定することにより、自動口座振替を使用して回収できます。入金調整レコードは、入金実行 (PYC) によって作成されます。

銀行口座詳細

必要な場合は、銀行口座詳細設定 (BNK) を使用して顧客の銀行口座詳細を記録できます。この詳細には、口座の名前、支店コード、口座番号などが含まれます。入金実行を使用して銀行口座振替ファイルを作成し、顧客から電子システムで集金する場合は、適切な銀行口座詳細レコードを作成しておく必要があります。

銀行口座詳細レコードは、顧客ごとに必要な数だけ作成できます。複数の銀行口座詳細レコードがある場合は、支払実行ルールで銀行補助コードを指定する必要があります。銀行補助コードを指定しない場合は、顧客の標準のコードが使用されます。

1 回限りの顧客の勘定科目

「1 回限りの取引」を前提にしている販売を記録する場合があります。再び取引する予定のない顧客に対しては、個別に勘定科目を作成するのではなく、標準の勘定科目にそのエントリを記録できます。この場合、取引の摘要で各取引に関連付けられた顧客を正しく識別できるようにする必要があります。

決済条件

決済条件を使用して、決済に関連する日付、割引と利息を計算する際の日付、関連する書類が発行される日付を定義できます。決済条件は、顧客設定を使用して顧客に割り当てたり、特定の取引で参照できます。