標準拡張フィールドの設定

標準拡張フィールドはカスタム拡張フィールドと似ていますが、標準拡張フィールドは事前に定義されたもので、一部のフィールドのみを更新できる点で異なります。

拡張フィールドの値は該当する静的データレコードの値を反映します。たとえば、分析要素で参照される [分析テーブル ID] のコードです。

既存の分析コードに標準拡張フィールド値を生成するには、[リンク] オプションを選択して [分析テーブル ID] とともに分析要素を作成する必要があります。標準拡張フィールドも既に存在している必要があります。

新しい分析コードを作成するときに、分析コードが標準拡張フィールドに自動的に挿入されます。既存の分析コードを修正すると、変更内容が標準拡張フィールドでも自動的に更新されます。

分析テーブルと分析コードに不整合がある場合は、分析コード (ANC) の [アクション] メニューで [同期] または [すべて同期] を選択して訂正します。

注: [同期] と [すべて同期] オプションは、分析要素の分析テーブルが選択されている場合にのみ使用できます。

後で分析要素の分析テーブル [リンク] オプションをオフにする場合は、既存の標準拡張フィールドが削除され、標準フィールドのデータがクリアされることを確認する警告メッセージが表示されます。

標準拡張フィールドが既に存在することを確認するには、分析要素 (AND) で分析要素を選択します。[分析テーブル ID] が選択されていて [リンク] オプションがオンになっていることを確認します。[アクション] メニューから [拡張フィールド] を選択して既存の拡張フィールドを表示します。

注: [分析テーブル ID] を選択せず [リンク] オプションをオフにする場合は、カスタム拡張フィールドタイプのみを使用できます。

新しい標準拡張フィールドを作成することもできます。分析要素 (AND) で標準拡張フィールドを作成したい分析要素を入力または照会します。[分析テーブル ID] を選択して [リンク] オプションをオンにします。[アクション] メニューから [拡張フィールド] を選択して [作成] をクリックし、 [拡張フィールド設定] フォームを表示します。

[拡張フィールドタイプ] が自動的に [標準] になります。ドロップダウンリストから割り当てフィールドを選択して [OK] をクリックし、その他のフィールドを有効にします。

[標準フィールド選択] で照会ボタンをクリックし、必要な標準フィールドを選択します。標準フィールド名が自動的に [名前] フィールドに表示されますが、これは変更可能です。標準拡張フィールドの説明を入力して [OK] をクリックすると拡張分析に戻ります。

既存の標準拡張フィールドを更新するには、変更する標準拡張フィールドを選択して [アクション] メニューから [修正] を選択します。既存の拡張フィールドを更新すると、それらを使用している既存の分析コードと機能に影響を与えることを警告するメッセージが表示されます。続行するには [はい] を、修正をキャンセルするには [いいえ] をクリックします。[はい] を選択すると [拡張フィールド設定] フォームが表示されます。更新できるのは [説明] フィールドのみです。変更したら [OK] をクリックして保存します。

標準拡張フィールドを削除するには、標準拡張フィールドを選択して [アクション] メニューから [削除] を選択します。既存の拡張フィールドを削除すること、その他の機能に影響することを警告するメッセージが表示されます。[はい] を選択して続行するか、[いいえ] を選択してキャンセルします。