現在の会計期を変更する
会計期変更 (CPD) を使用すると、SunSystems のすべてのモジュールで使用する当期を変更できます。財務モジュールの当期は、元帳設定 (LES) で変更することもできます。受発注処理モジュールでは、必要に応じて、在庫業務設定 (IBS)、仕入業務設定 (PBS)、販売業務設定 (SBS) で変更することもできます。
当期とは、仕訳や取引を転記する際に使用される標準の転記会計期のことです。当期は、レポートの印刷や減価償却の計算などの際にも標準会計期として表示されます。
会計期変更の準備をする
マルチユーザー環境で会計期を変更する際は注意が必要です。会計期を変更している間にログインしている他のユーザーが会計期変更による影響を受けるかどうかは、次に示す条件によって異なります。
- 会計期変更中にその他のユーザーが元帳入力フォームを開いている場合は、これらのユーザーが同じセッションフォームを続けて使用する限り、その元帳入力セッション内では変更による影響を受けません。これは、その他のユーザーは変更前と同じように元の会計期に転記できることを意味します。
- ただし、会計期が変更された後にその他のユーザーが別の元帳入力セッションを開始する場合は、この新しい元帳入力セッションでは新しい会計期が使用されます。ユーザーには、最後に元帳入力を使用してから会計期が変更されていることを知らせるメッセージが表示されます。
注: この機能を使用するとき、ビジネスユニットを選択するように促すメッセージは自動的に表示されません。オペレータ設定や使用しているフォームで複数のビジネスユニットが許可されている場合は、ビジネスユニット変更 (CBU) を使用して必要なビジネスユニットに変更されていることを確認する必要があります。
新しい会計期に移行する前に、総勘定元帳、仕訳一覧、試算表などの監査証跡レポートを印刷しておくのが一般的です。