クリティカル数の IDO ソースの設定

クリティカル数を定義するとき、クリティカル数のソースが、IDO となる場合、どの IDO からのプロパティがクリティカル数定義に含まれ、どのように使用されるのかを具体的に指定する必要があります。

これを行うには、 [クリティカル数 IDO ソース設定] フォームを使用します。これは、 [クリティカル数設定] フォームからのみ利用できます。

クリティカル数の IDO ソースの設定は、以下の手順に従います。

  1. [クリティカル数設定] フォームを開き、これを使用して、 [クリティカル数 IDO ソース設定] フォームを起動します。

    [クリティカル数 IDO ソース設定] を起動するには、[一般] タブの [ソース名] ボタンをクリックします。

  2. [基本設定] セクションで、以下の必須の設定および希望の設定を指定します。
    B フィールド / オプション 説明/コメント
    IDO 名 必須です。ドロップダウンリストから、計算に必要なプロパティを含む IDO を指定します。
    機能 必須です。ドロップダウンリストから、プロパティ値で実行する計算区分を指定します。

    [棚卸] を除く全ての関数には、監視されるプロパティも、[/] としてラベルの付いたフィールドで選択する必要があります。

    • [合計] は、フィルタ基準に合致する IDO プロパティの全ての値の合計を計算します。
    • [カウント] は、フィルタ基準に合致するレコードの数を表示します。
    • [平均] は、フィルタ基準に合致する IDO プロパティの全ての値の合計を考慮するレコードの数で除算します。
    • [最小] は、評価される全てのレコードの IDO プロパティの最小値を表示します。
    • [最大] は、評価される全てのレコードの IDO プロパティの最大値を表示します。

    [/] というラベルの付いたフィールドでは、特定の関数に有効なプロパティのみが表示されます。

    フィルタ オプションです。プロパティ値の取得に使用されるフィルタを指定します。

    構文が適切なものとなるようにするには、[フィルタ] ボタンを使用して、 [クリティカル数/ドリルダウン IDO フィルタ設定] フォームを起動します。

    詳細は、「クリティカル数/ドリルダウン IDO フィルタの設定」を参照してください。

    未入力の結果を表示 オプションです。選択されると、このオプションは、可能性のある結果の全てを含めるように集計操作に指示します。これには、クリティカル数表示のゼロ(0)実際値が含まれます。
  3. [グループ別複数番号の生成] セクションで、以下の情報を指定します。
    フィールド 説明/コメント
    グループ別 オプションです。このフィールドで、クリティカル数照会からの結果をグループ化するプロパティ名を指定します。

    このオプションは、ある方法でクリティカル数の結果を抜け出すときに役立ちます。

    例えば、オーダの全ての価格で SUM 操作を行う「Total Sales」という名前のクリティカル数があるとします。このクリティカル数値を使用する場合、全てのオーダの合計価格である 1 つの値のみを取得します。このクリティカル数のキャプションは、単に「Total Sales」となります。

    次に、状況による結果を抜け出したいとします。これを行うには、この場合では状況プロパティの結果をグループ化するプロパティを、このフィールドで指定します。そして、そのクリティカル数を使用すると、以下のように状況による独自の「subtotal」を含む各状況に結果を得ることができます。Total Sales - Alabama, Total Sales - Alaska, Total Sales - Arizona、など。

    注:  この場合、[空白の結果を表示] オプション(上を参照)を選択することで、各状況が表示される結果で表されるように指示することもできます。これはたとえ、状況からオーダがない場合でも可能です。この例では、オーダのない各状況に対して 0 が返されるのがわかります。
  4. [日付範囲] セクションでこのオプションを使用して、日付プロパティに基づいてクリティカル数がどのように、データを扱い、表示するかを具体的に指定します。特定の時期に当てはまる情報を考慮するには、これらのオプションを使用します。希望どおりに、複数の日付範囲オプションを選択することもできます。
    注:  [空白の結果を表示] オプションは、日付範囲にも適用されます。これは、週間の間に売上がない場合で、週間(WTD)範囲の売上データを要求した場合、[空白の結果を表示] オプションにより、WTD に対してゼロの結果を取得するか、WTD には全く結果がないか、一覧表示さえされないかについて差別化することができます。

    各日付範囲オプションには、以下を指定できます。

    • 説明接尾辞:日付に基づくクリティカル数値のキャプションに追加される接尾辞を指定します。この接尾辞は、検索の日付範囲を特定するに役立ちます。

      例えば、全てのオーダのサマリを、1 年全体および当月までの両方に対して表示したいとします。[年間] オプションおよび[現在の期間] オプションの両方を選択します。(「期間」オプションは、デフォルトで「月」になっているため、説明の接尾辞を MTD に変える必要があります)クリティカル数データが表示されると、1 つは「Total Sales YTD」、もう 1 つは「Total Sales MTD」というキャプションが表示されます。

    • 目標:オプションで、クリティカル数値が許容できる範囲の上位/下位数値を指定します。ゼロ(0)の指定は、目標設定の指定がないということを意味します。
    • 注意:オプションで、クリティカル数が許容できない範囲の上位/下位数値を指定します。ゼロ(0)の指定は、警告設定の指定がないということを意味します。
    フィールド/オプション 説明/コメント
    データプロパティ ドロップダウンリストから、クリティカル数の取得および計算に使用される区分日付の IDO プロパティを指定します。

    このフィールドが空の場合は、このグループ内のその他全てのオプションが無効になります。

    積上範囲 このオプションにより、現在の日付に対する参照に基づいた時期を指定することができます。

    [含める日数] を使用して、各検索に含める日数を指定します。例えば、1 週間分のデータには [7] を指定します。

    [日数オフセット] を使用して、現在の日付から戻る日数を指定します。例えば、昨日からのデータには、1 を指定します。

    つまり、これらの 2 つの例の値を使用することで、過去の週のデータを取得することができます。言い換えれば、機能から 1 週間前の 1 週間分のデータを取得できるということになります。

    年間 このオプションでは、現在の暦年の 1 月 1 から現在の日付までの期間を指定しています。
    現在の期間 このオプションでは、現在の日付に当てはまる、システムが定義した期間を指定します。

    デフォルトでは、この期間は月として定義されています。この場合は、当月となります。

    [会計期間] フォームを使用して、その他の期間を指定できます。

    週間 このオプションでは、当週の始めから現在の日付までの期間を指定します。
    注: 1 週間の開始日および終了日は、カルチャーカレンダーによって決まります。つまり、あるカルチャーでは、週は土曜に続き日曜の深夜 11:59:59 PM から始まるように定義されています。別のカルチャーでは、月曜から日曜までの同じ時期であることもあります。
    今日 このオプションでは、現在の日付が使用されるものとして指定します。
    再新年間 このオプションでは、以前の暦年の 1 月 1 日から現在の日付までの期間を指定します。
    前年度 このオプションは、
    最新期間 このオプションでは、現在の日付より前の最後の完全な期間を指定します。

    デフォルトでは、期間は 1 か月として定義されています。この場合、当月の前の歴月となります。

    [会計期間] フォームを使用して、その他の期間を指定できます。

    最新週 このオプションでは、当週までの週を指定します。
    注:  1 週間の開始日および終了日は、カルチャーカレンダーによって決まります。つまり、あるカルチャーでは、週は土曜に続き日曜の深夜 11:59:59 PM から始まるように定義されています。別のカルチャーでは、月曜から日曜までの同じ時期であることもあります。
    昨日 このオプションでは、当日までの暦日全体を指定します。
  5. 変更を保存して、 [クリティカル数設定] フォームに戻り、[OK] をクリックします。
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