IDO メソッドについて
IDO には 2 種類のメソッド(標準メソッド、カスタムメソッド)があります。
標準メソッド
全ての IDO は LoadCollection、UpdateCollection、GetPropertyInfo、および Invoke メソッドを実装します。
- LoadCollection はデータベースから行のコレクションを取得します。
- UpdateCollection は挿入、更新、または削除用にマークされた行のセットを対象とし、該当する SQL コードをデータベースに対して実行します。
- GetPropertyInfo は IDO でサポートされているプロパティの詳細情報を返します。
- Invoke はカスタムメソッドを実行できます。
カスタムメソッド
カスタムメソッドは、開発者によって定義されます。定義できるカスタムメソッドは、Transact-SQL で実装されるメソッドです。Transact-SQL がプログラミング言語として優先される理由は、これらのタスクの大半に関して使用しやすく、これらのプロシージャに基づいてメソッドを定義する機能が IDO フォームに備わっているからです。
Transact-SQL ストアドプロシージャに基づくメソッドには、以下の 2 種類があります。それらは、結果セットのないストアドプロシージャに基づくメソッドと、結果セットのあるストアドプロシージャに基づくメソッドです。
結果セットを返さないストアドプロシージャも、入力パラメタと出力パラメタを持つ場合がありますが、プロシージャが呼び出し側に返すデータを選択することはありません。
結果セットを呼び出し側に返すメソッドは、コレクションへの入力に使用することができます。典型的な使用例として、フォーム内のドロップダウンリストボックスへの入力があります。また、上記の返されるセットにフォームをバインドすることもできます。
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