即時 SRO 作成:既存の SRO から SRO 情報をコピー

簡単な一覧情報を即座に指定、あるいは既存の SRO やテンプレートからコピーのコピーで、サービス要求オーダを作成することができます。指定されたテンプレートやユニット、顧客から、システムが SRO の構造を造り上げます。

これには [サービスオーダ] または [サービスコンソール] フォームのボタンからアクセスする、 [サービスオーダ即時作成] フォームを使用します。

  1. [サービスオーダ即時作成] フォームの「コピー先」側で、[顧客番号]、[出荷先]、[代替ユニット] フィールドを指定し、即座に SRO 構造を作成します。[OK] をクリックして、 [サービスオーダ] フォームで新しい SRO を表示します。
  2. フォームのコピー元領域で、コピー元の SRO またはテンプレートについて次の情報を指定します。
    コピー元 SRO
    新しく作る SRO にコピーしたい SRO を選択します。
    テンプレート表示のみ
    選択できる対象を SRO テンプレートのみに絞るときは、このチェックボックスを選択します。
    明細番号を保持
    コピー元の SRO に現れる明細番号をそのまま使って作成するときは、このチェックボックスを選択します。明細番号の順序は変わりません。チェックボックスをクリアすると明細番号は再編成され、番号 1 からの開始で 1 づつ増加します。
    作業番号を保持
    [ユニット] フォームで保守が設定されると、サービスオーダを作成する SRO テンプレートが選択されます。SRO テンプレートに現れる作業工程番号をそのまま使用するときは、このチェックボックスを選択します。チェックボックスをクリアすると番号が再編成され、10、20、30 といった標準的な作業工程の番号が付きます。
    SRO 倉庫を使用

    コピーされる作業工程やトランザクションに([一般]タブ、[倉庫]フィールドで)新しいサービスオーダから値を割り当てるときは、このチェックボックスを選択します。これにより、倉庫の値が、元の作業またはトランザクションで設定されたとおりに戻ります。チェックボックスをクリアすると、元の SRO からの倉庫の値が作業工程やトランザクションで保持されます。

    資源の自動スケジュール
    SRO に予約を自動作成するときは、このチェックボックスを選択します。この機能が有効になっているとき、[サービスオーダ]フォーム上の [スケジュール] タブのグリッドセクションに予約が表示されます。
    利用可能作業
    このグリッドには選択した SRO に関連する作業工程が表示され、コピー/作成ユーティリティで利用可能です。含める作業領域と、この領域との間で作業工程を移動するには、矢印ボタンを使用します。
    トランザクションコピー元
    選択した SRO 作業工程からコピーするトランザクションを選びます。有効なオプションは次のとおりです。
    • [計画]:コピー元の SRO から計画トランザクションをコピーします。
    • [実際]コピー元の SRO にある実際トランザクションをコピー先の SRO の計画トランザクションにコピーします。
    • [なし] -コピー元の SRO からトランザクションをコピーしません。
    明細トランザクションのコピー
    明細トランザクションをコピーするときは、このチェックボックスを選択します。
  3. 「コピー元」領域と「コピー先」領域の間で特定の明細や作業工程を移動するには矢印ボタンを使用します。
    注: データベースサイト間のコピーを行うと、明細と作業工程の全てがコピーされます。特定の明細や作業工程を選ぶことはできません。
  4. フォームのコピー先面で、コピーする SRO またはテンプレートについて次の情報を指定します。
    顧客
    新しい SRO に顧客を選択します。
    出荷先
    顧客の出荷先を選択します。このフィールドに指定がないと、ゼロの出荷先場所がデフォルト値になります。
    開始日
    指定した日付が SRO と作業開始日時に割り当てられます。自動資源スケジューリング機能が有効な場合、この値は予約スケジュールの開始日時にも使用されます。開始日のデフォルトは現在のシステム日付と時刻で、SRO 区分のリードタイムに指定があれば、その分、後になります。
    主要取引先
    SRO の主要取引先を選択します。
    単位置換
    選択した SRO 明細で、コピー元のユニットと置き換えるユニットを選びます。
    代替品目
    選択した SRO 明細で、コピー元の品目と置き換える品目を選びます。
    数量
    トランザクション、オーダなどに使用するユニットや品目の数量を指定します。
    単位
    品目の測定単位を選択します。
    全ての作業を表示
    このチェックボックスはフォームの代替品目フィールドとの組合せで機能します。どちらかのフィールドに指定があるとき、選択品目に合った作業工程のみが表示されます。ただし、このチェックボックスに選択がある場合、この照合機能は無効になり、選択した SRO からの全作業工程が表示されます。
    含める作業グリッド
    このグリッドには SRO に関連する作業工程が表示され、コピー/作成ユーティリティで利用可能です。
    トランザクションコピー先
    新しいサービスオーダに作成するトランザクション区分を選択します。有効なオプションは次のとおりです。
    • [計画]:ソース SRO からのトランザクションが、新しい SRO の計画トランザクションになります。
    • [実際]ソース SRO からのトランザクションが、新しい SRO の実際トランザクションになります。
    • [なし] -ソース SRO からのトランザクションは新規作成する SRO にコピーされません。
    コンポーネント品目代替
    既存の SRO からコピーされる、作業の資材トランザクションの品目を置き換える品目を選択します。
    コンポーネント数量
    トランザクション、オーダなどに使用するユニットまたは品目の数量を指定します。
  5. 変更を保存して新しい SRO を作成するには [OK] をクリックします。処理を取り消すには [取消] をクリックします。

[サービスオーダ]フォームで [明細をコピー] をクリックして [サービスオーダ即時作成] フォームを開き、表示された SRO から他の SRO へ即座に明細をコピーします。

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