サービスオーダ区分の設定

サービスオーダ区分を使用すると、サービスオーダはたとえば設置、交換、再加工、標準サービスなどに分類できます。

  1. [サービスオーダ区分] フォームを起動します。
  2. 以下の情報を指定します。
    SRO 区分と説明
    サービスオーダ区分とその説明を指定します。
    製品コード
    このサービスオーダ区分で使用する製品コードを指定します。この製品コードには、材料費、労務費、その他の費用のサービスオーダへの転記に使用される総勘定元帳の全勘定科目一覧があります。この一覧には商品販売原価と売上金額を転記する SRO 請求で使用される勘定科目も含まれます。
    倉庫
    このサービスオーダ区分で使用する倉庫を指定します。倉庫は [倉庫] フォームで設定します。
  3. [請求コード]と[請求区分]を指定します。

    請求コード」を参照してください。

    請求区分からサービス要求オーダの合計価格が決定されます。請求区分はサービスオーダの明細または作業工程レベルで指定できます。請求区分のデフォルト値は [サービスパラメタ] フォームで指定できます。以下のオプションの 1 つを選択してください。

    • [計算値/実績ベース]:価格を計算するための資材、労務作業、およびその他の品目を全て追加します。
    • [プロジェクト/固定]:価格は手動で入力した固定金額に基づきます。
  4. [労務]、[資材]と[その他勘定]を作業またはトランザクションレベルで割り当てるかどうかを指定します。
  5. 値引日付までに支払が行われる場合、適用する[値引率]を入力します。
  6. [交換日数]の数を指定します。この日数はトランザクションの交換日とともに使用され、サービス完了までの予測日数が算出されます。
  7. [リードタイム]を指定します。これはサービスオーダの保守に関して行うワークの準備に必要な時間の長さを決める値です。自動 SRO ユーティリティを使ってサービスオーダを生成した場合、作成されたサービスオーダの[一般]タブの[開始日]フィールドがこの値の影響を受けます。開始日は、オープン日から指定のリードタイムを減算することによって計算されます。
    注:  生成ルーチンでは、[リードタイム]フィールドおよび[リードタイム区分] フィールドを組み合わせて使用して、時間の長さを計算します。
  8. 以下の情報を指定します。
    仕掛累計
    サービスオーダに発行された原価を仕掛勘定に保存するには、このオプションを選択します。選択がない場合、原価は直接、商品の原価(COGS)勘定に転記されます。
    需要を含む
    サービスオーダで使用した資材を在庫計算に含めるには、このオプションを選択します。転記時に実際、計画、および明細の資材トランザクションに適用されます。以下の資材トランザクション区分が計算に考慮されます。
    • 在庫出庫
    • 交換出荷
    • 顧客出荷
  9. レコードを保存します。
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