取引先について

サービス取引先は、サービス要求オーダとインシデントに関する作業を行います。会社が提供するサービスの区分により、従業員、あるいは顧客、購入先を取引先として設定します。

  • 従業員:社内の人員がサービスを実行する場合に使用します。
  • 顧客特約店ネットワークがサービスを実行する場合に使用します。
  • 購入先:ユーザが製品のリセラーであるが、製造業者の資源を使用してサービスを提供する場合に使用します。

取引先の差立/スケジューリング

取引先にインシデントやイベント、サービスオーダなど種々のサービスタスクを処理させるスケジュールを立てます。これは取引先の設定や保守に使用するフォームです。

  • [取引先] :[スケジューリング]タブで、取引先の週次スケジュールを指定します。
  • [取引先作成ユーティリティ] :このフォームで、取引先とスケジュールの一括作成を行います。

サービスオーダへの費用の発行

取引先は、サービスコール時に発生する資材の出庫、作業時間の記録、その他計画外費用の追跡を行います。このような費用は顧客に請求するか、あるいは保証費用として記録することができます。資材をサービスオーダに出庫すると、在庫が自動調整され、手持在庫数が更新されます。作業トランザクションが転記されると、システムは、取引先に指定された部門の既存の固定間接費と変動間接費を適用します。

取引先払戻

時として取引先は、サービスを提供する会社には雇用されていないこともあります。このようなとき、サービスオーダに転記されている資材トランザクションや作業トランザクションを取引先に払い戻す必要がある場合もでてきます。サービスが完了して取引先が費用を転記した後、費用の払い戻しのためのレコードをシステムが作成します。

また、取引先に食費、宿泊費などその他の費用を払い戻すこともできます。

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